『マインクラフト』Bedrock ベータ版にて「山の生成」がアップデート。256ブロック分の最高峰が待ち受ける

 

Mojangは3月5日、『マインクラフト』Bedrock ベータ版1.16.220.50のパッチノートを公開した。海外掲示板Redditにて投稿されている。新たなバージョンの大きな変更点としては、山の生成システムに変更が加えられているという。 
 

 
山に関連するサブバイオームとして、「非常に高い山頂(Lofty Peaks)」「雪をかぶった山頂(Snow Capped Peaks)」「雪に覆われた斜面(Snowy Slopes)」「山の木立(Mountain Grove)」「山の草原(Mountain Meadow)」が追加される。それにともない、ワールドの高さが256ブロック分から320ブロック分まで引き上げられる。 

山は最大で256ブロックの高さにて、オーバーワールドの一部として生成されるという。ほか、鉄・石炭・エメラルドの鉱石も山で生成され、採鉱できるようになる。また鉄・石炭・エメラルド・ダイヤモンド・金・ラピスラズリ・銅・レッドストーンの新しいテクスチャも適用されるようだ。なお山の変更にともない、Mobのスポーンにも変化あり。ヤギが山岳〜雪に覆われた斜面にかけて出現するようになるほか、ウサギが山の木立に現れるようになる。 

このほか、光るイカがふたたびベータ版に出現するようになった。変更点としては、イカがダメージを受けたときに発光するインクの粒を放つエフェクトが追加されている。光るイカを倒すことで、光るイカスミを入手することが可能。素材を使用して光る額縁を作成すれば、暗いところでも液晶テレビのように明るく見えるユニークなインテリアとして利用できる。また看板に書いた文字を光らせることも可能だ。 
 

 
また、Cave and Cliffsに先駆けて追加されたドリップストーン(鍾乳石/石筍)周りが改修されている。尖ったドリップストーンを水中に置いても水が除去されなくなったほか、尖ったドリップストーンを配置しながらしゃがむと、反対側の鍾乳石と石筍が融合するのを防げるように。ダメージ周りも修正されており、尖ったドリップストーンに正しいヒットボックスが追加された。石筍の上に立ってジャンプするとハート半分の落下ダメージを受けるほか、落下する鍾乳石によるダメージも修正されたようだ。なお鍾乳石の上に水/溶岩ブロックを置いておくと、対応する液体がその下に滴るようになる。鍾乳石の下に大釜を置いておくことで、それらの液体を貯めておくことが可能だ。また尖ったドリップストーンにトライデントを投げつけると破壊することが可能。細かな仕様の利用法次第では新たなギミックに活用できそうだ。 
  

 
バグ修正など細かな変更も加えられているため、詳しくは公式パッチノートをチェックしてほしい。『マインクラフト』バージョン1.17「Caves and Cliffs」は今年夏に配信を予定している。