ハイペース都市開発シム『T-Minus 30』発表。地球崩壊までの残り30分で、いちから都市を建設して生存者を脱出ロケットに乗せろ

デベロッパーのDejobaan GamesとGrey Alien Gamesは3月5日、共同で開発中の『T-Minus 30』を発表した。『T-Minus 30』は、文明崩壊後の地球を舞台にした都市開発シミュレーションゲームだ。

デベロッパーのDejobaan GamesとGrey Alien Gamesは3月5日、共同で開発中の都市開発シミュレーションゲーム『T-Minus 30』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2021年内に配信する。
 

 
『T-Minus 30』は、文明崩壊後の地球を舞台にした都市開発シミュレーションゲームだ。本作の地球はかつては文明が栄えていたが、今はその痕跡が残るのみ。プレイヤーはここで新たな都市を建設し、ふたたび文明を発展させることを目指す。ただし、実は地球に向かって巨大隕石が接近しており、わずか「30分後」には完全に滅びる運命にある。つまり、最終的にロケットを開発して人々を宇宙へと脱出させるために、何もない土地での都市建設から始めるのだ。

マップはタイル状になっており、その構成はプレイするたびにランダム生成される。たとえば資源の乏しい小さな荒野となる場合もあれば、資源豊富な森林地帯が広がる大規模マップが生成されることもあるとのことで、環境や保有する資源量だけでなく広さも変化するそうだ。
 

 
都市開発は、まずは井戸を掘り、その周囲に農地を作るところから開始。これで水と食料を得ることができる。建設に必要な資源は、かつての文明の名残である遺跡などから獲得。たとえば高層ビルやジャンクヤードの跡地を採掘すると、金属やプラスチックなどを入手できる。そして、太陽光発電所や道路などの施設やインフラも建設すると、水や電力、その他の資源、また生存者たちが都市中に行き渡り徐々に発展していく。

都市がある程度発展したら、研究所を建設し必要な資源を届けて、地球脱出のためのロケット開発をおこなおう。ロケットにはいくつか種類があり、1基で数千人を運べる最新型から、1960年代のローテクなロケットまで開発可能。それぞれ開発に必要な資源の種類や量が異なるようで、そのマップで得られる資源や、プレイスタイルによって選択することになりそうだ。
 

 
本作では、これらすべての作業を30分以内にこなさなければならない。何万人にもおよぶ生存者をすべて救出することは叶わないが、可能な限りたくさんの人々を宇宙へ脱出させるために、効率よく資源を集め、また新たな資源を生み出し循環させながら都市を建設し、脱出ロケットを開発していくのだ。

『T-Minus 30』は、PC(Steam)向けに2021年内配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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