コーヒーカフェ経営シム『Espresso Tycoon』発表。“3Dコーヒーエディタ”を用いて製品開発、映えるお店を生み出す

DreamWay Gamesは3月4日、『Espresso Tycoon』を発表した。『Espresso Tycoon』は、コーヒーを題材としたカフェ経営シミュレーションゲームだ。

ゲームスタジオDreamWay Gamesは3月4日、『Espresso Tycoon』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年後半のリリースを予定している。


『Espresso Tycoon』は、コーヒーを題材としたカフェ経営シミュレーションゲームだ。コーヒーを作り、カフェを経営することでビジネスの成功を目指す。コーヒーは原料選定から進める。水や湯や多彩な種類のミルクを用いて、コーヒーのレイヤーを構築しよう。本作には「3Dコーヒーエディタ」なる機能が導入されており、わかりやすくコーヒーのレイヤー構築ができる。コーヒーとしての質だけでなく、そのコーヒーによってリーチさせることができる客層まで可視化できるスグレモノだ。コーヒーを作った後は、ラテアートに挑戦してみるのもいいだろう。メニューラインナップを決めるのもプレイヤー自身。幅広い商品を用意しよう。


内装レイアウトもまた、経営において重要。まずは敷地を選んで店の雰囲気決め。カウンターやコーヒーメーカーといった必需品を置いた後は、椅子やテーブルを設置し、自分だけのカフェのムードを作るわけだ。スタッフの配置も欠かせない。バリスタだけでなくウェイターや清掃人、そのほかなぜか警備員まで配備できる。商品設置にもスタッフ雇用にも資金がいることはお忘れなく。

店の風景が3Dで精細に描かれるのも本作の魅力。自分でプロデュースしたお店を、お客が楽しんでいる姿が確認できる。彼らがコーヒーを飲んでいる姿を、じっくりながめよう。自撮りしてSNSに投稿するお客もいるようで、“映え”も重要になりそうだ。どのような客層を呼び込むかは、先述したコーヒーの種類とも関係してくるだろう。お店の存在を知らせるための宣伝も忘れずに。経営を繁盛させていけば、新たにフランチャイズを展開。巨大なコーヒー帝国を築き上げるのだ。


DreamWay Gamesは、ポーランドのパブリッシャーPlayWay系列のスタジオだ。PlayWay系列のゲームらしく、リアリティとコミカルさを両立させようとする作風が目を引く。レイヤーを手軽にカスタマイズできる3Dコーヒーエディタは強い魅力。コーヒーシムとしても、カフェ経営ゲームとしても楽しめるタイトルになることを期待したい。

『Espresso Tycoon』は、2022年後半にPC(Steam)向けに配信予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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