オープンワールド狩りゲーム『Open Country』発表。大自然世界に足を踏み入れ、野生動物をハンティング

505 Gamesは3月3日、オープンワールド・ハンティングゲーム『Open Country』を発表した。オープンワールドの自然環境の中で狩りをする、三人称視点のハンティングゲームだ。

パブリッシャーの505 Gamesは3月3日、オープンワールド・ハンティングゲーム『Open Country』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、5月18日に発売予定。価格は12.99英ポンドとされているため、2000円程度になりそうだ。

『Open Country』は、オープンワールドの自然環境の中で狩りをする、三人称視点のハンティングゲームだ。誰もが手軽に楽しめる、アーケードライクなゲームプレイになるとのこと。プレイヤーは、大都会での閉塞的なサラリーマン生活から逃れてきた男となり、自由で開放的な原野で狩りとサバイバルをおこなう。

サバイバルの舞台となるのは、険しい山々に囲まれた森林地帯。オープンワールドで表現されており、プレイヤーは拠点となる場所から出かけて自由に探索可能である。時間や天候の変化も表現された自然の世界にて、ヘラジカや狐、ウサギなどの野生動物を探し、猟銃や弓などを用いて狩りをおこなう。どう猛な狼や熊が襲ってくることもあるため、狩られる側にならないよう警戒しながらのハンティングだ。また、ゲームを進める中では犬をお供にできるという。頼りになる相棒として、狩りを手伝ってくれるかもしれない。


マップ内では、この土地を管理するレンジャーに出会うことができ、またロッジにはゲイリーという名の地元の人間もいる。彼らからは、ミッションとして仕事を請け負うことが可能で、それをこなすことでより性能の良い武器や装備を獲得できるという。マップには雪が積もることもあり、スノーモービルに乗って移動することが可能。そうした車両もミッションを通じて入手することになるのかもしれない。ミッションは合わせて30種類以上用意され、それぞれプレイヤーのハンティングスキルを試す内容になるとのこと。

日が沈むまでに拠点に帰れない場合は、シェルターとなる簡易的なキャンプを設営して夜を明かす。本作にはクラフトシステムが用意されており、探索中に入手した素材から、そうしたキャンプや焚き火、また火種を作るための火口(ほくち)などを作成可能。さらに、木の枝を削って弓矢や槍にしたり、石を加工してナイフ代わりにするなど、狩りの道具もクラフトで入手することができるそうだ。本作はサバイバルゲームとしての側面も強いため、そうした資源や食料を慎重に管理することも求められるという。


本作を手がけるのは、ルーマニアのデベロッパーFUNlabsだ。Activisionタイトルの移植などを数多く手がけているほか、ハンティングゲーム『Cabela’s』シリーズ作品をいくつか担当した実績もある。他社タイトルの開発を請け負うことが多い同スタジオだが、今回は過去の経験を活かしながらオリジナルタイトルを手がけることとなった。

Open Country』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに5月18日発売予定(Steam版は日本では5月19日配信)。Steamのストアページによると、本作は日本語表示にも対応するようだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6874