『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』3月になってできるようになること

『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』2021年3月では、なにができるようになるのか。本稿では3月になって島に起きた変化や月内におこなわれるイベント、3月中に導入される新要素について紹介していこう。

3月を迎えて季節が移り変わった『あつまれ どうぶつの森』。北半球は雪がとけ、うす雲のかかる春へ。南半球は木々が色づく秋に入った。まもなく1周年を迎える島内では、季節ならではの景観やイベントのほか、大型のコラボレーション要素が楽しめるようになる。本稿では3月になって島に起きた変化や月内におこなわれるイベント、3月中に導入される新要素について紹介していこう。

島の生き物のラインナップについて


北半球は2度目の春を迎えたことで、アゲハチョウやカマキリ、ミツバチといった暖かな気候ならではの昆虫が姿を見せた。また1度目の春には見られなかった海の幸としてタカアシガニ・ホタルイカが初登場。タカアシガニは1日中生息し、ホタルイカは21時~4時の夜間限定で見られる。すでにムシ・サカナ図鑑が埋まってしまったという方は、うみのさち図鑑の制覇も目指してみてはいかがだろうか。

一方の南半球には、アキアカネやコオロギ、スズムシなどの秋ならではの生き物が登場する。その中でも、川から海へと切り替わる河口に生息するサケ・キングサーモンは3月限定の生き物となる。生息期間は短いものの、その姿は1日中見かけられる。昨年釣り逃していた方はこの機会にゲットしておこう。

南半球で秋の木の実が拾えるように


3月中の北半球の季節イベントとしては、先月から引き続いて「はるのわかたけ」イベントが楽しめる。島や離島に生えている竹をオノで叩いてはるのわかたけをゲット。「たけのこランプ」「たけのビックリばこ」などの竹にまつわる全10種類のレシピを風船から入手しよう。イベントは5月末まで実施されるので、のんびり集めるといいだろう。

一方の南半球では、3月1日から「木の実拾い」イベントが始まった。島内に生えている木を揺らすとどんぐりとまつぼっくり、秋ならではの木の実が落ちてくるように。どんぐりは広葉樹、まつぼっくりは針葉樹を揺らすことで落ちてくる。それぞれの木の実が落ちてくる確率はやや低めになっているため、根気よく揺らし続けよう。

木の実を拾ったら、空を漂う風船からDIYレシピを入手して木の実シリーズ家具を作成しよう。家具は全部で9種類。「きいろのおちば」「おちばのたきび」といった落ち葉にまつわるものから、「きのみのランプ」「ちいさなきのみのツリー」などの秋の季節を感じられる家具が作成できる。なお「ちいさなきのみのツリー」のレシピのみ、イベント期間中の島内放送で入手可能だ。イベントの開催期間は6月10日までと比較的長め。家具に必要な素材はすぐに集められるので、レシピ集めを中心にのんびり進めるといいだろう。

島中が“マリオワールド”に様変わり


3月から楽しめる新要素として、3月1日より『スーパーマリオブラザーズ』35周年を記念したコラボアイテムがオーダー可能になった。『スーパーマリオ』シリーズに登場するキャラクターの衣装や、シリーズお馴染みのギミックが詰まった家具など、こだわりのアイテムが目白押しの内容になっている。

まず衣装としては、マリオ・ルイージ・ワリオ・ピーチ姫をモチーフにしたアイテムが追加された。帽子や服、冠やドレス、靴を着用して各キャラクターのコスプレが楽しめる。各衣装にあわせて髪型や顔のパーツを変更すれば、好みのキャラクターに限りなく近づけることができるだろう。着替えた際にはおなじみのBGMも流れるユニークな衣装が取り揃えられている。


家具としては、大小のキノコを生やせる「キノコちけい」や宙に浮かぶ「くうちゅうのレンガブロック」が登場。また「コイン」「ハテナブロック」には、コインを入手した際の効果音が流れるギミックが施されている。ほかにもパワーアップしそうな音のする「スーパーキノコ」、こうらを蹴った音のする「こうら」、真っさかさまに落ちてくる「ドッスン」などなど、新たな仕掛けや専用の効果音を秘めたアイテムがずらりと用意されている。

それら追加家具の中で特筆したいのが「どかん」だ。土管にはプレイヤーが実際に入ることができ、無人島内に入口と出口、2つ以上の土管を設置することで別の土管へとワープすることができるのだ。着地スペースとなる土管の周囲さえ空けておけば、たとえ家の中でもワープポイントに早変わり。島の端から端へと瞬時に移動したり、部屋とタヌキ商店前を土管で繋いで売買を便利にしたりと、土管の登場によってより快適な無人島生活が送れることだろう。なお、土管を3つ以上設置している場合はワープ先がランダムで選択されるとのこと。


そのほかにも「スーパーマリオのかべ」と「スーパーマリオのゆか」、「ジュゲムのくものラグ」と「ヨッシーのタマゴのラグ」といった室内を飾るアイテムも追加されている。これらのコラボアイテムで室内を、島中を『スーパーマリオブラザーズ』な世界に仕立て、マリオシリーズのキャラクターになりきった島民同士で賑やかなアクティビティを楽しんでほしい。

サンリオコラボのamiiboカードで新たな住民が登場

また3月18日に実施される無料アップデート(Ver.1.9.0)にて、「amiiboカード【サンリオキャラクターズコラボ】」に新たな遊びが追加される。これまでは島内の飛行場からパニーの島にでかけ、撮影スタジオ内で対象のamiiboカードを読み込ませることで、「ハローキティなポスター」や「ポムポムプリンなポスター」などのコラボデザインポスターがオーダーできた。

次回アップデートにて、サンリオコラボのamiiboカードに正式対応。カードに描かれた住民をキャンプサイトに呼び出せるようになり、島に勧誘すれば一緒に暮らすことができる。実質6名の住民が新たに登場することとなるのだ。新たに登場する住民は以下のとおり。

・リラ(ハローキティ)
・マーティー(ポムポムプリン)
・エトワール(リトルツインスターズ)
・フィーカ(シナモロール)
・チェルシー(マイメロディ)
・トビー(けろけろけろっぴ)
※括弧内表記はサンリオのコラボレーションキャラクター

これらの住民は、タヌポートで対象のamiiboカードを読み込ませることでキャンプサイトに呼び出せる。またカードを使用することで、コラボキャラにちなんだ家具や服などがオーダー可能になるようだ。任天堂の公式ページでは、各キャラクターに対応するさまざまな家具やキュートな衣装が確認できる。興味のある方は一度チェックしてみてほしい。


なお全6種類のamiiboカードについては、復刻版が全国のゲーム販売店やマイニンテンドーストア、サンリオショップやサンリオオンラインショップで3月26日から販売予定だ。価格は330円。1パックに2枚のamiiboカードが入っており、おまけシールが1枚付いてくる。マイニンテンドーストアでは現在品切れ中ながらも順次予約が受付されている。購入希望の方はこまめに覗いてみるといいだろう。

3月ならではのシーズンアイテムも続々と


最後にたぬきショッピングで販売されるシーズンアイテムを紹介しよう。3月3日までは、ひな祭りにちなんだ精巧な造りの家具「ひなにんぎょう」「ぼんぼり」が購入できる。双方は日替わりで一種ずつ並べられるので、未購入の方は残り3日の間に毎日チェックしてほしい。また3月14日までは、円周率に由来する記念日であるπ(パイ)デーにちなんだ「πパイ」が購入可能だ。

3月10日~3月17日までは、アイルランドの祝祭日「シャムロックデー」にちなんだアイテムが販売される。ラインナップは「シャムロックソーダ」「シャムロックのドアプレート」「シャムロックのラグ」の3種類。葉っぱが3つに分かれている草、シャムロックをモチーフにしたアイテムが取り揃えられる。あわせてエイブルシスターズにも期間限定の衣装が並ぶようだ。そちらもチェックしておこう。


以上のように、3月中にも数々の新たなアクティビティが楽しめる本作。3月20日には記念すべき1周年を迎えることとなる。その直前となる3月18日の無料アップデートには、サンリオとのコラボ要素以外にも何かしらの新要素が用意されているかもしれない。ほんのり期待しておこう。

『あつまれ どうぶつの森』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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