無限空間を進む一人称視点パズルゲーム『マニフォールド ガーデン』Nintendo Switch/PS4版が5月20日に国内発売決定。パッケージ版も同時発売へ
弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは2月26日、一人称視点パズルゲーム『マニフォールド ガーデン』のNintendo Switch/PlayStation 4版を、5月20日に発売すると発表した。ダウンロード版に加えパッケージ版も発売予定で、パッケージ版の価格は4200円(税抜)。本日2月26日より全国の小売店にて予約受付を開始する。
『マニフォールド ガーデン』は、数学や建築、またトリックアートでよく知られる画家エッシャーの「相対性」から影響を受け、William Chyr Studioが7年以上をかけて開発した一人称視点パズルゲームだ。プレイヤーは、現実ではあり得ない重力と空間にて構成された、まるでアート作品のような世界の中でパズルを解いていく。
ステージとなるのは、真っ白な空間に浮かぶ幾何学的なデザインの巨大構造物。上下左右あらゆる方向に同じ構造物が存在し、構造物から飛び降りると元いた構造物へと落下する、不思議な無限空間である。プレイヤーはさまざまな構造物を進む中で、スイッチを押したり、アイテムを特定の場所に運んだり、あるいは水の流れを操作して木を成長させたりなどの、シンプルではあるが頭をひねるパズルに挑む。
本作では、壁に接した際に重力の方向を切り替えることが可能。つまり、目の前の壁が地面に変わり、同じことを繰り返せばさっきまで天井だった面も地面になる。構造物のあらゆる面を歩きながらパズルをこなすのだ。先述したように、構造物のある場所は連続した無限空間になっているため、重力を切り替えて飛び降りることで、ショートカットしたり意外な場所に降り立つこともできるだろう。
また、重力の方向とパズル要素がリンクしていることもあり、たとえばある色のオブジェクトは、特定の方向に重力がないと持ち運べない。そのオブジェクトを持ち運ぶことはもちろん、持ち運べない=その場に固定されることも利用しながらパズルの攻略法を探ることになる。そうしてパズルを解き探索を進めていく中で、世界は色彩を取り戻し、木々が芽吹き、鳥たちが無限の空間を羽ばたき始める。
『マニフォールド ガーデン』のNintendo Switch/PS4版は、5月20日に発売予定。パッケージ版については、本日2月26日より全国の小売店にて予約受付を開始している。
なおパッケージ版は、“日本のエッシャー”とも称される世界的グラフィックデザイナー福田繁雄氏の作品「Self-Defense」をモチーフにした、リバーシブルジャケット仕様となる。さらに初回生産限定特典として、Laryssa Okada氏による全27曲からなる本作の「オリジナルサウンドトラックCD」と、本作のテーマのひとつである“無限”をイメージした「無限につながる特製マスキングテープ」が同梱される予定だ。初回生産限定特典は数に限りがあるため、興味のある方は早めに予約しておくと良いだろう。