『アウトライダーズ』体験版配信開始。異星ハクスラアクションRPGの物語序盤&全4クラスを試せる

『アウトライダーズ』体験版配信開始。異星ハクスラアクションRPG『アウトライダーズ』の物語序盤&全4クラスを試せる。

スクウェア・エニックスは2月26日、三人称視点アクションRPG『アウトライダーズ』の体験版を配信開始した。体験版の国内対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5。「スクウェア・エニックス メンバーシップ アカウント」の無料登録が必要となる。ソロおよび最大3人までのCo-opに対応しており、体験版ではゲームのオープニングから序盤のチャプターまでをプレイ可能。サイドクエストやボス戦含め、およそ2〜3時間のコンテンツを収録しているとのことだ。セーブデータは、4月1日発売予定の製品版に引き継ぐことができる。


『アウトライダーズ』は、『Bulletstorm』『Gears of War: Judgement』などで知られるポーランドのゲームスタジオPeople Can Flyが開発を担当する、ハック・アンド・スラッシュ型の三人称視点シューターだ。西暦2076年、人類は滅びゆく地球を脱出し、惑星エノクにやってきた。先遺隊「アウトライダーズ」の一員である主人公は、エノク着陸まもなくして発生した事件によってコールドスリープを余儀なくされる。30年後、主人公が目覚めた先には荒廃しきったエノクの地が広がっていた。とある異変を機に超能力を宿すようになった主人公は、エノク到着時に受信した謎のシグナルの正体を追うべく冒険に出る。

同作は遮蔽物へのカバーリングを活用しつつ、銃撃と超人的スキルを組み合わせて戦うアクションRPG。レアリティ区分のある戦利品収集や、クラス制スキルツリーを通じたビルド構築を味わえる。選択できるクラスは4種類。炎を操るパイロマンサー、ワープ移動や敵へのスロウ効果付与スキルを有するトリックスター、岩をまとうタンク系のデバステーター、そしてタレットや重火器を使った後方支援を得意とするテクノマンサーだ。それぞれスキルだけでなく体力の回復方法も異なるというのが、ひとつの特徴となっている。


体験版ではプロローグ完了後、4種類のクラスをすべて試すことが可能。一度プロローグをクリアすれば、新しいキャラクターはプロローグをスキップできるため、各クラスの試遊をスムーズに進められるだろう。キャラクターレベルの上限は7、ワールドティア(難易度)の上限は15段階中5段階目となっている。クロスプレイに対応しているため、ほかのプラットフォームで遊んでいるフレンドと一緒に戦うことも可能だ(設定画面にてクロスプレイを有効化する必要あり)。ランダムマッチメイク機能も存在する。

なおTwitter公式アカウントによると、カットシーンでのカメラシェイクに悩まされているというプレイヤーからの報告が寄せられているとのこと。実際、カメラの揺れ具合は強めで、カメラシェイクが苦手な方は気になるだろう。製品版のリリースまでに何かしらの対策が望まれるところだ。


『アウトライダーズ』の製品版は4月1日発売予定(PC版は4月2日)。製品版の対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア)。PS4からPS5、Xbox OneからXbox Series X|Sへの無料アップグレードにも対応しているため、まだ次世代機をゲットできていない方も、PS4/Xbox Oneで遊びつつ、時期がくればPS5/Xbox Series X|Sに移行するという遊び方が可能だ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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