ホットウィールのレースゲーム最新作『Hot Wheels Unleashed』発表。各コンソール向けに、2021年内に国内発売へ

Koch mediaと大手玩具メーカーのMattelは2月25日、アーケードスタイル・レーシングゲーム『Hot Wheels Unleashed(ホットウィール アンリーシュド)』を、国内向けに発表した。

パブリッシャーのKoch mediaと大手玩具メーカーのMattelは2月25日、アーケードスタイル・レーシングゲーム『Hot Wheels Unleashed(ホットウィール アンリーシュド)』を、国内向けに発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switchで、2021年内に発売予定。


『Hot Wheels Unleashed』は、Mattelが1968年から販売しているダイキャストカーブランド「Hot Wheels(ホットウィール)」をベースにした新作ゲームだ。実車からオリジナルデザインカーまで、全長約7㎝のミニカーとして展開されているHot Wheelsにおいては、これまでにも多数のゲーム作品がリリースされており、また近年では『ロケットリーグ』や『Forza Horizon 3』などとのコラボレーションも見られ、その人気の高さが伺える。

今回発表された最新作は、イタリアのデベロッパーMilestoneが開発を担当。同社は、『WRC』や『Ride』『MotoGP』シリーズなどレースゲームを多数手がけてきた実績を持つ。『Hot Wheels Unleashed』では、プレイヤーはさまざまなシングルプレイヤーモードを通じて、Hot Wheelsの特徴でもあるオレンジ色のトラックの上で、ドリフトやブースト、ジャンプやクラッシュしながら楽しむことができるという。また、オンラインマルチプレイは最大12人でのプレイに対応。ローカルマルチプレイも可能で、こちらは分割スクリーンでのプレイもサポートする。


レースの舞台は、日常生活の中に設置されたトラックピース。インタラクティブなアイテムが配置され、トラックには驚きの仕掛けが多数存在するという。プレイヤーは、ダイキャスト製のマッスルカーなどのハンドルを握りレースを展開。その車には、多彩な属性やレア度を持つHot Wheelsが幅広く用意される。公開されたスクリーンショットでは、ダイキャストカーらしい質感が上手く再現されていることが確認でき、また重力に逆らって走行する様子も見て取れる。

レースで結果を残すことにより、プレミアムカーや特別なアイテムをアンロック可能。またダイキャストカーは、多様なスキンによるカスタマイズも楽しめる。このほか、プレイ中に集めた家具やアイテムを用いて、プレイヤー自身の部屋をカスタマイズしたり、オリジナルのレーストラックを組み立てることも可能だ。

本作には、レーストラック作成用のトラックエディターが用意される。トラックピースを曲げたり伸ばしたり、さらにスペシャルブースターやループ、障害など特別なインタラクティブ要素も組み合わせて、オリジナルデザインのトラックを作ることができる。そして作成したレーストラックは、世界中のプレイヤーと共有することも可能だ。


『Hot Wheels Unleashed』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに、2021年内に国内発売予定。ちなみに、海外では9月30日に発売される。本作はPC版の発売も予定されており、こちらは海外と同時配信となる可能性がありそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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