バトルロイヤルゲーム『PUBG: NEW STATE』iOS/Android向けに発表。近未来に舞台を移し、新たなアクションやガンプレイを導入

 

デベロッパーのPUBG Studioは2月25日、バトルロイヤルゲーム『PUBG: NEW STATE』を発表した。iOS/Android向けに、2021年内に配信する。

PUBG Studioは、バトルロイヤルゲームの火付け役のひとつとなった『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』や、モバイル向けには『PUBG MOBILE』を展開中。今回発表された新作『PUBG: NEW STATE』ではPUBGの世界観をさらに拡張し、オリジナル版の数十年後にあたる2051年代の近未来に舞台に移す。無政府状態にあり、さまざまな勢力が対立しているという設定だ。

最大100人のプレイヤーが、徐々に狭くなる安全地帯の中で武器などのアイテムを現地調達し、最後の1人になるまで戦うという、基本的なバトルロイヤルゲームプレイは本作でも継承する。マップには、8x8kmの広大なオープンワールドを用意。Erangelと同程度の広さということだろう。


一方で、ドローンの活用や応援要請、あるいは転がって回避できたりなど、新たなアクションにてオリジナル版との差別化をはかるという。移動手段にも新規要素が存在するほか、マップ内ではさまざまなオブジェクトを活用することで、戦闘を有利に進めることができるとのこと。さらに、バトルの中心となるガンプレイについては、よりリアルでダイナミックになるとされている。精巧な銃器シミュレーションに加え、銃器のカスタマイズも可能。より戦略的な銃器の運用を実現するそうだ。もちろん、モバイル向けに操作の最適化もおこなわれる。

このほか、グラフィック面の強化も本作の特徴となる模様だ。グローバル・イルミネーション技術を駆使した、ハイクオリティなビジュアルを導入。PUBG Studioは、「モバイルゲームの限界を超える」「現存するモバイルゲームで出力できる最大の実写級グラフィック」であると表現している。なお、対応デバイスなどの動作環境についての情報は、現時点ではまだ公開されていない。


PUBG: NEW STATE』は、iOS/Android向けに2021年内配信予定。Google PlayではAndroid版の事前登録がすでに開始されており、正式サービス開始までに予約注文をすることで、限定車両スキンを入手可能。iOS版の事前登録も、後日開始するとのことだ。