Hello Gamesは2月17日、『No Man’s Sky』の大型アップデート「Companions」を発表、対応プラットフォーム向けに配信を開始した。同アップデートでは、本格的なペット要素が導入されており、宇宙探索に頼もしいお供が加わる。
「Companions」アップデートでは、クリーチャーをペットにすることが可能となる。テイムや後述する繁殖を経てペットにすれば、いつでもどこでも召喚可能。スペースアノマリー内ですら呼び出せる。ペットは単にそこにいるだけでなく、プレイヤーの宇宙探索を助けてくれる。リソースをスキャンしてくれたり、ハザードをマーキングしてくれたり、明かりをともしてくれたり、戦闘に参加してくれたり、建物の場所を特定してくれたり、アイテムを掘り出してくれたり、挙句の果てにはマイニングレーザーを放つことも可能。
しかしこれらのことをしてくれるのは、ペットたちとの仲を深めてから。一緒に遊んだり、エサをあげたり、世話をしてあげることで親密度が高まっていく。仲が良ければより精力的に働いてくれるわけだ。ペット要素は、なかなか奥深い。プレイヤーのエモートやジェスチャーに反応してくれるほか、それぞれの生き物が固有の性格を持っている。性格形成は種族や生態によって変わる。またプレイヤーと共に過ごす中で生まれる振る舞いや考えが、性格に影響をおよぼすというリアルっぷり。そのほか、彼らが発信するメッセージを、エクゾスーツのニューラルリンクを通じて把握することもできるそうだ。
さらに面白いのは、ペットらを繁殖させることができる点。世話をしていくうちに、彼らに産卵をさせることが可能となり、エクゾスーツにて孵化させることで新たなペットが誕生。子どもたちはそれぞれ個性を持ちつつ、親となるクリーチャーの特性を受け継いでいる。子供クリーチャーはプレイヤーと時間を共にするうちに大人へと成長する。本物の生き物であるわけだ。ペットたちにはアクセサリーをつけることでお洒落させることも可能。ペットは6匹まで保有することができ、メニュー画面からは彼らの親密度や性格なども把握できる。名前の変更にも対応しているとのこと。またスペースアノマリーにて、遺伝子素材を抽出できるエッグシーケンサーが導入されている。エッグシーケンサーを使用すれば、遺伝子を混ぜ配合することで新たなクリーチャーを生むことができる。
あわせて、巨大な生物に乗ることができるようになったり、エサシステムが整理されたり、卵のトレーダーが実装されたりと、細やかな要素追加および調整がなされている。詳細については、パッチノートを確認してほしい。『No Man’s Sky』は、PC/PS4/Xbox One向けに配信中だ。PS VRおよびValve Index/HTC Vive/Oculus Riftにも対応している。