『メトロ エクソダス』に4Kテクスチャとレイトレーシングを追加する『Metro Exodus PC Enhanced Edition』発表。 次世代機向けアプデ内容も公開

『Metro Exodus PC Enhanced Edition』ゲーム内スクリーンショット

4A Gamesは2月15日、『Metro Exodus PC Enhanced Edition』を発表した。『メトロ エクソダス』へ4Kテクスチャを追加し、レイトレーシング機能を強化したハイエンドPC向けのエディションだ。既存のPC版を所有しているユーザーは無料で入手可能。配信時期は2021年春を予定している。また、次世代コンソール向けのアップデートの情報も更新された。こちらも『Metro Exodus PC Enhanced Edition』と多くの点で共通するアップデートとなる。 
 

 
『Metro Exodus PC Enhanced Edition』はPC版『メトロ エクソダス』のグラフィック機能を強化したエディションである。すでにPC版『メトロ エクソダス』をEpic Games ストア、Steam、GOG.comで所有しているユーザーは、無料で『Metro Exodus PC Enhanced Edition』を入手可能だ。4A Games公式ブログによると、アップグレードが広範に及ぶため、『メトロ エクソダス』とは別の製品として提供されるとのこと。最小スペックとしてレイトレーシング対応グラフィックカードが必要になる。 

『Metro Exodus PC Enhanced Edition』では、PC版のみの機能として「高度なレイトレース リフレクション」や、画質を維持しつつフレームレートを改善するDLSS 2.0もサポートする。DLC「2人の大佐」で先駆けて実装された「Ray Traced Global Illumination (RTGI)」と「Ray Traced Emissive Lighting」も、本編とDLCのすべてのコンテンツへ実装される。 
 

 
PlayStation 5とXbox Series X|Sへも無料で次世代機向けアップデートが配信予定だ。配信時期は今年後半を予定している。PlayStation 5とXbox Series Xでは、4K/60fpsで完全レイトレースライティングで動作。Xbox Series Sでは1080pを目標に、こちらも60fpsでの動作や完全レイトレースライティングといった機能が適用される予定だ。 

またPS5ではデュアルセンスのハプティックフィードバックへ対応し、Xbox Series X|Sでは立体音響と低遅延なコントローラーの恩恵が受けられる。次世代機ではSSDストレージへ最適化し、ロード時間を大幅に短縮。コンソール機ではシリーズ初となるFOVスライダーを導入し、QoLの向上にも取り組んでいる。次世代コンソール向けアップデートと『Metro Exodus PC Enhanced Edition』の機能は以下のチャートも参考にしていただきたい。 
 

 
Mac版とLinux版の発売時期も発表された。Mac版は今年3月に、App StoreとSteam、Epic Games ストアで発売予定。Linux版は今年後半にSteamにて発売予定だ。