物理パズルACT『ヒューマン フォール フラット』売り上げ2500万本突破。Steam版には旧正月テーマの新ロビーが登場


パブリッシャーのCurve Digitalは2月11日、『Human: Fall Flat(ヒューマン フォール フラット)』の売り上げが2500万本を突破したと発表した。本作はNo Brakes Gamesが手がけ、2016年7月にPC版がリリース。その後PlayStation 4/Xbox One/Nintndo Switchやモバイル向けにも移植されている。
 

 
『ヒューマン フォール フラット』は、ふにゃふにゃ人間のボブを主人公とするアクションパズルゲームだ。夢の中という設定にて、さまざまな環境のステージを進む中でパズルをこなしていく。パズルにはプレイヤーの工夫の余地が多くあり、またシンプルなアクションに物理演算を取り入れたゲームプレイが特徴で、思わぬアクシデントも楽しめる作品だ。本作は日本では、任天堂のWeb番組にてよゐこの濱口優氏が命名した「ふにゃべえ」としても知られている。

本作は、2017年10月にオンラインマルチプレイが実装されたことをきっかけに、プレイヤー数が増加していった(関連記事)。2018年1月にSteam版が売り上げ100万本を達成し、その翌月には全プラットフォームで200万本を突破。その後も快進撃は続き、2019年2月に累計500万本、2020年4月には1100万本を突破し、そして今回の2500万本と非常に好調な推移を見せている。直近では、2020年12月にモバイル版が中国で配信されており、配信開始から30分で10万本を突破。さらに、1か月間で250万本以上を売り上げ、今回の記録達成に大きく貢献した。
 

 
今回の発表に合わせて、本作のSteam版には「Lunar Lobby」が登場している。本作のSteam Workshopコンテストの優勝者Muyao Li氏の作品を正式に実装したものだ。中国の旧正月をテーマにしたロビーとなっており、7つのエリアが存在。パズル要素も用意されている。また、プレイヤーは5種類の特別なスキンを受け取れるという。今のところ、ほかのプラットフォームでの配信は予定していないとのこと。Steam版プレイヤーの方はチェックしてみてはいかがだろうか。

『ヒューマン フォール フラット』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One/モバイル向けに配信中だ。