『Stardew Valley』大型無料アップデート1.5、Nintendo Switch/Xbox One向けに配信開始。謎の島で繰り広げられる新たな物語

Concerned Apeは2月12日、『Stardew Valley』大型無料アップデートとなるバージョン1.5をNintendo Switch/海外PS4/Xbox One向けに配信開始したと発表した。

Concerned Apeは2月12日、『Stardew Valley』大型無料アップデートとなるバージョン1.5をNintendo Switch/海外PS4/Xbox One向けに配信開始したと発表した。各ハードに順次配信されているようで、国内Nintendo Switch向けに配信されているダウンロード版ではすでにパッチが適用されている。国内PS4版およびNintendo Switchパッケージ版については、国内販売を担当しているオーイズミ・アミュージオからの告知を待つことになるだろう。


バージョン1.5は、『Stardew Valley』史上最大のアップデートだ。エンドコンテンツの強化がメインとなっており、フェーン諸島のジンジャーアイランドの追加が目玉。ウィリーの小屋の奥からボートに乗って向かうことができる。ジンジャーアイランドは複数の環境によって構成されており、訪れるたびに構造が変化する火山ダンジョンに加えてジャングルや農地もあり。新NPCやクエストイベントなどさまざまな出会いと冒険がプレイヤーを待つ。

ゲームスタート時に選択できる新たなオプションが登場し、牧場環境に砂浜牧場が追加。スプリンクラーの使用ができない環境だ。さらに高度なオプションの設定も追加され、ふたつの重要な項目を変更できる。公民館センターのバンドルを刷新するかを選ぶことができるほか、鉱山の報酬を調整することが可能となった。ローカルでの画面分割マルチプレイも導入されており、オフラインでも友人や恋人と共に牧場ライフが可能。


牧場要素にも新コンテンツあり。家畜としてダチョウが追加され、ベッドの移動および撤去できるようになった。そのほか、温室なども一定条件下で移動できるようになったという。またアヒルが水中を泳ぐようになるといった、細かな変更も加えられている。作物としては、主に島にちなんだものが多く追加。バナナやマンゴー、パイナップルなどが登場している。新たな作物の登場にあわせて、それぞれの作物を調理した料理アイテムも追加。スプリンクラーの機能も拡張された。散水範囲を上げたり、種と肥料ごと撒ける機能を付加できるようになった。

ジンジャーアイランドの導入にあたり、ドワーフの鍛冶屋なるものが追加。武器の強化やリングの合成、武器の見た目変更ができるようになった。魔術師の塔では、名前と性別ごと変更できるようになった。アイテムも大量追加されており、収集物からルアー、リング、帽子、服、靴、武器など幅広い。家具についても50種類以上が追加されている。なお、ドクロ洞窟にさらに高い難易度が追加された。新たな敵なども登場しているようなので、腕に自信ができればオプションから高い難易度を選んでみるといいだろう。アップデートによる追加および調整内容はとにかく膨大。具体的な内容を確認したい場合は、Stardew Valley Wikiの日本語版パッチノートを確認してほしい。

※ かつてバージョン1.5に存在した、頭に釣り竿が刺さるバグ。すでに修正済み。


『Stardew Valley』バージョン1.5はPC向けに先行して昨年12月に配信されていた。PC版の配信後はバグ修正などもおこなわれ、調整された状態でコンソール版にも配信開始された。なので、実際に配信されているバージョンは厳密には1.5.4。コンソール版の配信時期は当初1月だったのでややスケジュールに遅れが出たが、はれてコンソールでもジンジャーアイランドに訪れることができるようになった。モバイル版や国内パッケージ版にも、のちに配信されることになりそうだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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