デベロッパーのRedhill Gamesは2月10日、現在PC向けに開発中のタクティカルFPS『Nine to Five』について、オープンベータテストを実施すると発表した。Steamにて、日本時間2月12日3時から2月15日17時にかけておこなわれる予定で、誰でも無料で参加可能だ。
『Nine to Five』は、大企業が世界を支配し、副業に傭兵として働くことが当たり前になっている近未来を舞台にするタクティカルFPSだ。3対3対3という三つ巴でのチーム対戦形式を採用し、また1試合が15分で終わるハイペースなゲームプレイを特徴とする。
マップには市街地などの入り組んだ環境を用意。1試合の中には3つのフェーズが存在し、その都度提示される目標を制限時間の中でこなすべく、ほかの2チームと戦うことになる。昨年実施されたアルファテストでは、コードを集めて金庫を開けたり、特定のエリアを防衛したり、またハッキングやエリアからの脱出などの目標が確認できた。複数のゲームモードを1試合の中で体験するようなゲームプレイが楽しめそうだ。
こうした目標に対して、各チームがどのようなアクションをおこなったかや、またその結果が、次のフェーズへと影響していくという。アルファテストでは、たとえばチームごとに攻撃側と防衛側にはっきり分かれる目標も見られたため、プレイ状況に応じて目標が設定されていくのかもしれない。そして計3ラウンドにて勝負が決する。
*アルファ版のゲームプレイトレイラー
開発元Redhill Gamesは、Remedy EntertainmentやWargamingなどの元スタッフらが設立したスタジオだ。本作においては、創造性のある新たなメカニクスを用意することで、プレイヤーがそれぞれの役割を見つけ、友人と協力しながら勝利を目指す、昔ながらのPvP作品の感覚を提供したいとしている。
『Nine to Five』のオープンベータテストは、PC(Steam)にて日本時間2月12日3時から2月15日17時にかけて実施予定。製品版の配信時期は未定である。