『三國志14 with パワーアップキット』無料アップデートを2月25日配信へ。五丈原の戦いで勝利した諸葛亮の“if”を描く

コーエーテクモゲームスは2月9日、歴史シミュレーションゲーム『三國志14 パワーアップキット』および『三國志14 with パワーアップキット』の無料アップデートを2月25日に配信すると発表した。

コーエーテクモゲームスは2月9日、歴史シミュレーションゲーム『三國志14 パワーアップキット』および『三國志14 with パワーアップキット』の無料アップデートを2月25日に配信すると発表した。あわせて、有料ダウンロードコンテンツ第3弾も同日2月25日に配信が開始される。
 

 
『三國志14』に拡張キットを加えた『三國志14 with パワーアップキット(以下、パワーアップキット)』は、後漢末期から三国時代に割拠した君主の一人となって中国大陸統一を目指す歴史シミュレーションゲームだ。シリーズとしては約7年振りとなる、広大な1枚マップのヘックスを自勢力の色で塗りつぶしていく「君主プレイ」を導入。シリーズ最多となる1000人以上の登場武将が150以上もの個性や陣形、戦法によって魅力的に表現される。

『パワーアップキット』では、戦局を揺るがす数々の新要素が導入された。辺境地での緊張感ある争いを生む5つの強大な異民族の登場。州の都市を一定数制圧することでさまざまな恩恵が得られる「地の利」の導入。特定の地の利を得ることで可能となるユーラシア諸外国との交易などを追加することで、過去作以上に千変万化のプレイフィールが実現されている。さらには、三国志演義の名場面を再現するキャンペーンモード「戦記制覇」を実装。本モードはマップや勢力を限定したショートシナリオで構成されており、『三國志』シリーズならではの濃密な歴史体験が短時間で気軽に楽しめる。
 

 
2月25日に配信される無料アップデートでは、仮想シナリオ「秋風超えて」を実装する。“if”がテーマの本シナリオでは、五丈原の戦いで司馬懿に勝利した諸葛亮の戦いが描かれる。時は235年1月、生きて司馬懿を走らせ長安を制圧した蜀軍の勢いを警戒する魏の曹叡。洛陽から鄴(ぎょう)に遷都しつつ、前線に戦力を集めて決戦に備えていた。その天命を延ばした諸葛亮の戦いは、まだ続いていくようだ。

なお、無料アップデートではイベント編集機能も拡張される。これにより、アップデートで追加された武将や、クリア特典の古武将が作成イベントの登場人物として設定できるように。またPC版では「名品CG 追加ツール」も実装予定だ。
 

 
同日2月25日に配信される有料DLC第3弾では、シナリオ「曹操の台頭」が追加される。呂布に勝利し、飛ぶ鳥を落とす勢いの曹操がさらなる躍進を遂げる196 年6月の史実シナリオが描かれる。「曹操、献帝を迎える」「駆虎呑狼の計」など、時世を盛り上げるイベントも楽しめるようだ。また戦記制覇シナリオとして、呂布・張飛・馬超が最強の座を掛けて戦う仮想シナリオ「猛将席捲」も収録。さらには、『三國志12』で使用された武将CG100点が自由に使用可能となる。
 

 
なお『パワーアップキット』については、今後の無料アップデートスケジュールを公開中。3月25日には仮想シナリオ「天下二分計」や個性関連編集機能を追加。人材コマンド「婚姻」「義兄弟」や大勢力対抗イベントの追加も予定されている。4月28日には仮想シナリオ「皇帝呂布」とイベント名鑑が実装されるようだ。くわえて、それぞれの無料アップデート配信同日に有料DLC第4弾、第5弾の配信も予定されている。

ちなみに現在、「もし呂布が董卓の暗殺に失敗していたら」「もし孫堅や孫策が生きていたら」といった“if”の物語をユーザーから募る「仮想シナリオコンテスト」を開催中だ。応募作品から選ばれた1作品は、5月の無料アップデートにて本作内の仮想シナリオとして実装されるという。応募期間は2月12日まで。興味のある方は応募ページを覗いてみてほしい。

『三國志14 with パワーアップキット』の無料アップデートおよび有料ダウンロードコンテンツ第3弾は、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに2月25日配信予定だ。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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