Lucid Gamesは2月6日、『Destruction AllStars』のホットフィックス1.2.2を配信開始した。今回の修正では、マルチプレイヤーロビーのボイスチャットが全プレイヤーでデフォルトOFFとなる。
『Destruction AllStars』2月2日より配信を開始した、PlayStation 5向けのカーアクションゲームだ。プレイヤーはオールスターと呼ばれる個性豊かな選手たちを操り、世界各地のアリーナで戦うことになる。アリーナ内では各所にマシンが設置されており、ド派手なアクションでライバルの車体を破壊することが可能。各オールスター固有のアビリティや、マシンの特殊スキル、また時にはマシンから降りてのパルクールアクションも駆使し、乱戦を勝ち抜くのだ。現在はPS Plusの加入特典タイトルとなっており、4月5日まで無料配布されている。
本作ではもともろ、ロビーにおけるボイスチャット機能がデフォルトでONとなっていた。またPS5のコントローラーのマイクもデフォルトで有効となっている。それぞれをOFFにすることは可能であったものの、ゲーム内でシームレスに切り替えることは不可能。また、個々のプレイヤーをミュートすることもできなかった。本作は16人でのマルチプレイを主軸としており、大抵の場合プレイヤーはボイスチャットが有効となっていることに気づかない(か、気にしていない)。そのため常に誰かの話し声が聞こえたり、マイクを入れっぱなしのままコントローラーを置き去りにする者がいたり、とにかくロビーが“やかましい”ことが問題視されていた。
今回のホットフィックスにより、ボイスチャットは通常の状態で切られている設定になった。もし以前のように音声コミュニケーションをONにしたい場合は、パーティーを組むことで可能となる。Lucid Gamesは『Destruction AllStars』のボイスチャット周りについて、今後も長期にわたり積極的に取り組んでいきたいとしている。
『Destruction AllStars』はPS5向けに配信中。4月5日まで、PS Plusの加入者は無料でプレイすることができる。