『Apex Legends』オクタンの新装ジャンプパッドが“超飛ぶ”と話題に。素で高すぎてペナルティを受けかける兄貴
『Apex Legends』にて強化を受けたオクタンが、一躍注目を浴びているようだ。今月よりシーズン8が始まった本作では、各レジェンドの性能にも調整が入っている(関連記事)。レイスのヒットボックス増加や待望のランパート強化が注目される中、にわかにフィーチャーされているのがオクタンの改修だ。彼のアルティメットアビリティといえば、踏むことで大きく跳躍することができる「ジャンプパッド」。通常では届かない高度の位置に登ることができ、空中でキーを入力することでダブルジャンプも可能となる。柔軟なジャンプ軌道を描くことで、さまざまな場面でのポジション取りを有利にすることができる。
一方、かつてオクタン愛好家の間でよく知られていたテクニックが「スーパージャンプ」と呼ばれた小技。「ジャンプパッドを踏む瞬間にジャンプキーを入力すると、通常のジャンプの1.5倍程度ジャンプが可能になる」というものだ。この技術により到達可能なポジションが大幅に広がるため、オクタン使いなら必須のテクとされていた。ところがシーズン7より、このスーパージャンプが使用不可能となる事態が発生(関連記事)。運営チームより“アクシデント的な修正”であるとの発表が出され、近い将来ジャンプパッドの仕様改良が約束されていた。
そしてシーズン8にて、満を持してオクタンの真・ジャンプパッドがお目見えとなったわけだ。その仕様は大きく変更されている。具体的には、立った状態からジャンプパッドを使うと、以前のスーパージャンプの速度と軌道で飛べるようになった。特別な入力なしでも、かなりの高度でジャンプが可能となったわけだ。一方、しゃがんだ状態で使用した場合はジャンプ高度が下がり、より遠くへ飛べるようになる。これらの変更を踏まえての実証映像が、下の動画である。
垂直方向に高く跳ね上がり、さらに2段ジャンプで超高度に達するオクタン。その跳躍力は、キングスキャニオンに生える木の上にひとっ飛びしてしまうほど。通常では届かない高さのため、降りないと即死ペナルティを受ける「戦場に戻れ!」の警告表示まで出ている。ゲームデザイナーのDaniel Zenon Klein氏による比較では、ホライゾンのグラビティリフトによるMAX上昇高度が「1170」に対し、オクタンのジャンプは「1070」にもおよぶという(具体的な単位は「ユニット」ではないとのことで、不明)。またスライドジャンプを活用すれば、ガントレットの火の輪くぐりもギリギリ可能になっているという。
昨年11月の発表でピック率トップ5入りが明かされたオクタン(関連記事)。一方、興奮剤による高速移動で味方との連携が取りづらいことから、しばしば「野良オクタン=危険」との評価が下されることもある。ド派手なキャラクターながら、パーティーでの役割は高い移動能力で味方をカバーする渋いサポート役向きかもしれない。新たな跳躍力を武器に、高速兄貴がランクマッチでも活躍できるか期待したいところだ。