期待集めるアニメファンタジーRPG『Cris Tales』7月に配信へ。過去・現在・未来を見通し時間を操り戦う

Modus Gamesは2月1日、ファンタジーRPG『Cris Tales』を2021年7月に発売すると発表した。日本のRPG作品からインスピレーションを受けながら、カラフルな手描きグラフィックにて制作されている。

パブリッシャーのModus Gamesは2月1日、ファンタジーRPG『Cris Tales』を2021年7月に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One。本作は、当初昨年11月の発売が予定されるも延期。今回、あらためて発売時期が設定されたかたちだ。

『Cris Tales』は、デベロッパーのDreams UncorporatedとSYCKが手がけるRPG。『クロノ・トリガー』や『聖剣伝説2 SECRET of MANA』『ファイナルファンタジーIV』『ブレイブリーデフォルト』『スーパーマリオRPG』など日本のRPG作品からインスピレーションを受けながら、カラフルな手描きグラフィックにて制作されている。

主人公は、孤児の女の子Crisbell。4つの王国が存在する本作の世界では、Time Empressと呼ばれる女帝による支配が進んでおり、時間を操る能力を持つTime MageであるCrisbellは、その阻止に向けて冒険する。街の探索においては、過去・現在・未来の様子が同時表示されることが特徴で、コンパニオンキャラクターであるカエルのMatiasを使って過去や未来の世界にインタラクト可能。そこで得た情報などが、クエストの攻略に役立つ。


バトルはJRPGらしいターン制を採用。ゲームを進める中で出会いパーティを組む仲間たちや、敵を含むキャラクターの行動順が画面上部に表示され、攻撃やスキル、アイテム使用などを選択してバトルをおこなう。攻撃や防御時にタイミングよくボタンを押すことで追加効果が得られる。またバトルにおいても、Crisbellの時間を操る能力を使用可能。たとえば敵を過去の世界に送ると、そのキャラクターは若返ることで力は弱くなり俊敏になる。敵によって過去・未来でどのように変化するのかは異なり、戦略的に時間操作することが求められるのだ。

過去と未来を見通しながらプレイする本作では、さまざまなキャラクターと出会い、クエストを請け負いながら物語を進めていく。その中では、Crisbellの過去に秘められた謎にも迫るという。そしてプレイヤーの選択や行動によって、物語や結末はそれぞれ変化していく。

『Cris Tales』は、PC/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに7月発売予定。日本語表示も対応予定だ。Steamでは体験版が配信されているため、興味のある方はこちらで予習しておくと良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6890