ローポリ・スラッシャーホラー『Stay Out of the House』 Steamにて2021年内リリースへ。血肉が踊る90年代風ステルス

インディースタジオPuppet Comboは2月2日、ステルスホラー『Stay Out of the House』を Steamにてリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、発売時期は2021年内とされている。
　

　
『Stay Out of the House』はVHS風の粗い映像を特徴とした、ステルスベースのローポリゴンホラーゲームだ。主人公は謎の家に囚われた平凡な人間。プレイヤーは誘拐犯である殺人者の目を逃れ、命をかけた脱出劇に臨むのだ。殺人者は常に耳をそば立てているため、なるべく音を立てず、視界に入らないように逃げ道を探そう。邸内を移動するにあたっては、数々の罠に注意が必要だ。とはいえ、屋敷の中には障害ばかりがあるわけではない。脱出に役立つアイテムもあるため、慎重に探索を進めよう。うまくいけば38口径リボルバーなどの武器も見つかるかもしれない。何のために主人公がさらわれたのか、その真実に迫りながら活路を切り開こう。

本作は2018年よりPatreonにて早期アクセス版配信を開始していた。このたび、正式リリース版を Steamにて配信するかたちとなるようだ。すでに別途、前日譚としてリリースされていた『Night Shift』もまとめて1本でプレイできる模様。『Night Shift』は、ガソリンスタンドの夜勤中に起きた奇妙な出来事を描いたプロローグである。Puppet Comboは90年代ビデオゲーム風のレトロな風合いのホラーゲームを得意とするスタジオだ。2020年には殺人鬼の幽霊譚がまつわる廃屋を探索するサバイバルホラー『Murder House』をリリース。こちらの作品は500件以上のレビューから「非常に好評」との反響を獲得している。
　

　
スタジオのいずれの作品もいわゆる「スラッシャーホラー」作品で、凄惨な血飛沫やゴア表現が満載。『Stay Out of the House』は画質の荒れ具合や映像ノイズの程度を調整することができ、遊びやすさやレトロマニアに配慮したつくりとなっている。直近では人気配信者tomato氏が配信したこともあってか、2018年の作品ながらTwitchではここ1か月で4600時間視聴されるなどの人気を博している（SullyGnome）。

『Stay Out of the House』は SteamにてPC向けにリリース予定だ。具体的な配信時期は今のところ明かされていない。