セガは2月2日、『JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered』を発表した。対応プラットフォームは、PS5/Xbox Series X|S。2021年4月23日に発売するという。価格については、PS5のDL/パッケージ版は税別1800円。税込みで考えても2000円以内という破格の値段設定だ。税別3300円のデジタルデラックス版も用意され、こちらは有償DLCがセットになっている。Xbox Series X|S版は、DLCを含んだデジタルデラックス版のみの販売になるようだ。
『JUDGE EYES:死神の遺言』は、龍が如くスタジオが手がけるリーガルアドベンチャーゲーム。2018年12月13日にPS4向けに発売された作品だ。木村拓哉氏演じる元弁護士で探偵の八神隆之となり、弁護士時代に関わった曰く付きの事件の真相に迫っていく。
本作の特徴は、元弁護士の探偵という設定を生かした調査アクション。調査アクションは、ターゲットを捜し出す「サーチモード」、ターゲットを追跡する「尾行」、逃げるターゲットを追いかける「チェイス」、鍵のかかった扉を開ける「鍵開け」といったように多くの種類のものがある。ひとつの依頼の中でも「サーチモード」→「尾行」→「チェイス」→「バトル」といったようにさまざまな追跡アクションが組み合わさり、探偵らしさを生かしつつ、ダイナミックな展開がなされていく。
戦闘や世界面における龍が如くスタジオらしい手堅いつくりや熱い物語など多岐にわたる点で高い評価を獲得した。またゲーム内キャラとしてキャスティングされていたピエール瀧氏が逮捕されたことにより一時販売停止。キャラモデルの差し替えがなされ販売再開されるといった、不遇なタイトルとしても記憶に残っているかもしれない。
『JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered』では、次世代向けにビジュアルを美しくしているといい、60fpsにてキムタクアクションが楽しめる。海外向けに発売された際に追加された英語音声も収録されている。なおPS4版との仕様が異なることから、PS4とのセーブデータの連動やPS4からPS5へのアップグレードには対応していないそうだ。
『JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered』は、2021年4月23日に発売予定だ。