Nintendo Switchの累計販売台数が7987万台に。ニンテンドー3DSを上回る
任天堂は2月1日、2021年3月期第3四半期の決算を発表した。同社は当期累計期間での売上高について、前年同期比37.3%増の1兆4044億円を計上。また、営業利益では前年同期比98.2%増を記録するなど、非常に好調な業績であることがうかがえる。この中では、Nintendo Switch/Nintendo Switch Liteの累計販売台数が、ニンテンドー3DSシリーズを上回ったことも明らかになっている。
2020年12月時点での、Nintendo Switchの累計販売台数は7987万台で、ニンテンドー3DSは7594万台。任天堂は、昨年9月にニンテンドー3DSを生産終了しており、その後一気に抜き去った格好だ。大きな人気を獲得し、多数の本体バリエーションもリリースされたニンテンドー3DSシリーズだが、『あつまれ どうぶつの森』など人気タイトルの後継作が展開中のNintendo Switchへのシフトは急速に進むこととなった。
ほかの任天堂ハードの累計販売台数でいうと、8151万台のゲームボーイアドバンスはすでに射程圏内。また好調を維持しているNintendo Switchにおいては、1億台を超えているゲームボーイやWii、ニンテンドーDSを上回るのも時間の問題といえるかもしれない。
今回の決算発表では、『あつまれ どうぶつの森』が1941万本、『マリオカート8 デラックス』が864万本、『スーパーマリオ 3Dコレクション』が832万本、『リングフィット アドベンチャー』が595万本に達するなど、29本のミリオンセラータイトルが生まれたことも報告(うち任天堂タイトルは20本)。また、ダウンロード専用タイトルなど、デジタル売上高が前年同期の28.6%から40.9%へと増加していることも明らかにされている。詳細は任天堂の株主・投資家向け情報サイトを確認してほしい。