『Apex Legends』ヒューズ紹介映像が公開。グレネード所持数増加など爆発物特化のレジェンド、恋愛対象まで公開


Respawn Entertainmentは1月30日、『Apex Legends』における新レジェンド・ヒューズのキャラクター紹介映像を公開した。彼の所有するアビリティの詳細が明らかにされている。ヒューズは2月3日より開幕するシーズン8にて参戦予定だ。 
 

 
ヒューズは爆発物の扱いに長けたキャラクターとなるようだ。その特徴が顕著に出ているのが、まずパッシブアビリティの「グレネーダー」。インベントリの各スロットでグレネードを1個多く保有することができる。また投擲時にはメカニカルな義碗を利用することで、通常よりもより遠く・素早く・正確に投げることができるという。投げ物の扱いに長けているということで、篭城系のレジェンドにとっては手強い相手となりそうだ。ショットガンと投げ物を併用してのコンボの活用にも期待できるかもしれない 

戦術アビリティ「ナックルクラスター」では、クラスター爆弾を発射。着弾時に空中炸裂式の爆発物を連続射出するクラスター爆弾を発射する。そしてアルティメットアビリティが「マザーロード」。キービジュアルでも注目されてきた、ロケットランチャー「ウォーリー」を使ったド派手な技だ。上空に弾を打ち出し、一体をぐるりと炎の壁で包み込む爆撃をおこなう。一撃にして相手の周囲をテルミットグレネードで囲い込んでしまうような恐ろしい技だ。コースティックのガスなど、設置系トラップと組み合わせることで強力な威力を発揮するかもしれない。 
 

 
なお人物像としては、以前ストーリートレイラーで語られたオリジンがより詳細に明らかになっている。もともと惑星サルボにて、幼なじみマギーとともに傭兵として過ごしてきたヒューズ。マギーが故郷で絶対的支配者になろうと野望を抱いていたのに対し、ヒューズはサルボを飛び出してアリーナでの闘いに憧憬を抱いていた。結果、両者の関係はサルボのシンジケート加盟、それに伴うヒューズのApexゲーム進出というかたちで決裂する。以来、ヒューズへの愛憎絶えないマギーによる妨害がたびたび彼を襲うようだ。すでにキングスキャニオンもとばっちりを受けた。 

ちなみに日本語版の紹介ページでは「性別を問わず圧倒的な人気を誇る男の中の男」と称されるヒューズ。英語版では「Lady’s man, man’s man,」と評されており、この表現に関しユーザーのひとりがRespawn Entertainmentに問い合わせをした。ヒューズがLGBTQ+かどうかを尋ねると、リードライターのAmanda Doiron氏より「ヒューズはパンセクシュアルである」との回答が帰ってきている。パンセクシュアルとは、男女やノンバイナリー、トランスジェンダーなど性別に関わらずすべての人が恋愛対象となる性的指向のことだ。これまで『Apex Legends』ではジブラルタルが同性愛者であるほか、ブラッドハウンドがノンバイナリーであるなど、キャラクターのジェンダーにおける多様性も重視されてきた。ヒューズもまた多彩なジェンダーのレプリゼンテーションとして作中に登場するようだ。 
 

 
『Apex Legends』シーズン8は2月3日に開幕を予定している。