パズルゲーム『マジカルドロップ6』が開発中。『パンツァードラグーン:リメイク』を手がけた海外メーカーが表明

パズルゲーム『マジカルドロップ』シリーズの最新作『マジカルドロップ6』が開発中のようだ。パブリッシャーのForever Entertainmentが昨年12月、地元ポーランドの投資家向けに発表している。

パズルゲーム『マジカルドロップ』シリーズの最新作『マジカルドロップ6』が開発中のようだ。パブリッシャーのForever Entertainmentが昨年12月、地元ポーランドの投資家向けに発表している。

『マジカルドロップ』は、かつて存在したゲーム開発会社データイーストが手がけていた人気パズルゲームシリーズだ。現在はG-MODEが権利を保有しており、自ら関連タイトルを開発しているほか、他社へのライセンス提供もおこなっている。今回Forever Entertainmentは、『マジカルドロップ6(Magical Drop 6)』の開発と販売をおこなうことについて、G-MODEと合意したとのこと。近年、『テトリス』や『ぷよぷよ』といったクラッシックパズルゲームの新作が人気であることが、『マジカルドロップ』の新作開発に乗り出した背景にあるそうだ。
 

*『マジカルドロップDX』のトレイラー

 
『マジカルドロップ6』のゲーム内容については、まだライセンスを受けることを合意したばかりとあってか、現時点では一切明らかになっていない。同シリーズのゲームプレイというと、フィールド上部に複数の色のドロップが配置され、フィールド下のキャラクターを操作。任意のドロップを吸い取り、別のラインにある同じ色のドロップの下にくっつけて、縦に3個以上同じ色を並べればドロップが消えるというパズルである。連鎖要素や、特殊なスキルを持つドロップなども存在し、そうした基本は新作でも受け継がれるだろう。

また、タロットカードをモチーフにしたかわいいキャラクターたちが登場することも特徴のひとつだ。これまでのシリーズ作では、各キャラクターのストーリー要素を導入したり、対戦ではないミッション形式のゲームモードを用意する作品もあり、『マジカルドロップ6』ではどのようなかたちで独自性を出していくのか興味深い。また、同じくG-MODEからライセンス提供を受けGolgoth Studioが手がけた前作『Magical Drop V』が、バグの多さなどから評価が芳しくなかったこともあり、基本的なクオリティにも注目される。
 

 
Forever Entertainmentは、『パンツァードラグーン:リメイク』を手がけたことで知られるパブリッシャーだ。現在は、その続編『パンツァードラグーン ツヴァイ』や『ハウス・オブ・ザ・デッド』のリメイク版などを、傘下デベロッパーと共に開発中。『マジカルドロップ6』についても傘下のTA Publishingと共同開発し、すべての主要プラットフォーム向けに発売する計画だそうだ。発売時期は未定。上のツイートにもあるように、近年同社は日本でのリリースにも力を入れているため、『マジカルドロップ6』の国内発売にも期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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