Nintendo Switch『帰ってきた 魔界村』最新映像と共に、さらなるステージなどの情報が公開。予約受付も開始
カプコンは1月27日、Nintendo Switch向け横スクロール・アクションゲーム『帰ってきた 魔界村』の最新映像と共に、本作のさらなる情報を公開した。また、本日からニンテンドーeショップでの予約購入が開始している。
『帰ってきた 魔界村』は、1985年発売の『魔界村』と、1988年発売の『大魔界村』をモチーフに、やりごたえのあるプレイ体験はそのままに、まったく新しい姿に生まれ変わった『魔界村』シリーズ最新作だ。主人公である王国の騎士アーサーは、大魔王によって連れ去られてしまったプリンセスを救うため、ふたたび魔界へと向かう。
『魔界村』シリーズというと周回プレイが特徴のひとつ。この要素は本作にも受け継がれており、1度目のクリアまでに攻略したステージは、2周目以降では「深魔ステージ」として登場する。ステージの見た目から、登場する敵の種類やギミックまでが様変わりし、通常ステージとはまた違った楽しみが待っている。
各ステージには、通常の宝箱とは見た目が異なり見つけにくい、怪しい「黒い宝箱」も存在。破壊すると“白い魔物”が現れ、見事倒すとステージに異変が発生し、通常ではいくことのできない特別な場所“地獄部屋”へと導かれるという。地獄部屋に一度入ると、決められたルールをクリアしない限り出ることができない。映像では、大量に襲い来るゾンビを一定数倒す場面が見られる。なお、クリアすると“良いこと”があるそうだ。
本作にはほかにも「チャレンジ」要素が用意されており、たとえば特定のアイテムを一定数収集したり、すべての魔法を開放したりなど内容はさまざま。やりごたえのあるチャレンジも多数用意されている。また、ステージの道中では「魔玉」と呼ばれるアイテムを入手可能。各ステージの魔玉をすべて集めると、何かが起こるという。
今回、ゾーン2〜4にて訪れることのできるステージも公開された。まずゾーン2には「氷の町」と「火炎の町」が登場。氷の町には、足場まで凍った凍てついた環境の「氷魔の町」のほか、「大男の塔」も存在する。大男の塔には爆弾樽が配置されているため、これを上手く使って魔物を倒して塔の上を目指すのだ。
一方の火炎の町では、前半には風と砂が行く手を阻む「アリジゴクの山岳」があり、後半には炎と歯車を特徴とする「火狐の時計台」が待っている。どちらも空中の足場を駆け抜ける環境となっている模様で、上下左右への気配りがクリアへのカギになるという。
ゾーン3では、「魔窟」と呼ばれるステージに「メフィストの魔境」「デモンズロックと暴れ飛行龍」というふたつのエリアが存在。メフィストの魔境は暗闇に包まれており、ステージに設置されたロウソクの周囲だけが明るくなっている。ロウソクの灯りのみを頼りに進むことになるが、暗闇でしか姿が見えない魔物もいるため、ロウソクを攻撃して一時的に火を消すことも求められる。
デモンズロックと暴れ飛行龍には地面が存在せず、飛行龍の背中を足場代わりにして進んでいくことになる。タイミングを見極めて飛び乗り、敵を倒しながら飛行龍を渡り歩いていくのだ。
そしてゾーン4には、魔界城の入り口となる「魔界城下の地下迷宮」が前後半に登場。全体的にかなりテクニカルなエリアになっているという。たとえば、前半では亀にある目玉に攻撃が当たると敵を呼び込んでしまう。一方の後半では、多数のトゲがある周囲の壁全体が、生き物のように伸びたり縮んだり。いずれのエリアも、主人公アーサーの位置を気にしながらのゲームプレイとなるだろう。
なお、本作では特定の条件を満たすことで、不思議な力を持つ「魔時計」が使用可能になる。ゲーム全体の速度を変化させることができ、アクションの練習のために通常よりも遅くしたり、逆に速めてより歯ごたえあるプレイに挑戦したりできるシステムだ。通常よりも遅くできるのは、難易度「若き騎士」「見習い騎士」の場合のみとなっている。
アーサーの武器には、おなじみの槍や短剣、聖水などのほかにもさまざま用意。今回「円盤」「盾」「クロスボウ」の存在が明かされた。円盤はいわゆる投擲武器であり、しゃがんで投げることもできるほか、斜めの床に当てると地形に沿って飛んでいく。盾も同じく投擲して攻撃するが、飛距離は短い。ただし、敵の弾を消すことができる特徴を持っている。そしてクロスボウは、斜め上と斜め下の2方向に火の矢を撃つ、トリッキーな武器となっている。
本作では多数の魔法も利用可能。今回は「ガマ」「オービィネット」「ドッペルゲンガー」の情報が公開。ガマは、画面内の敵をカエルに変身させる魔法で、レベルに応じて攻撃対象が広がる。オービィネットを使うと、画面内にいるオービィ(またはドルビィ)を魔法の網にて捕まえることができる。オービィは、神木「オービィの木」にて魔法・スキルの解放や成長させる際に必要だ。ドッペルゲンガーは、アーサーの分身を出現させる魔法。レベルに応じて分身の数が増え、本体に遅れて分身も攻撃をおこなう。
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『帰ってきた 魔界村』は、Nintendo Switch向けに2月25日配信予定。ニンテンドーeショップでは本日から予約受付が開始しており、価格は3990円(税込)となっている。