パズルRPG『Puzzle Quest 3』発表。基本プレイ無料にて、ファンタジーRPGとマッチ3パズルを組み合わせたシリーズの原点に回帰

 

505 Gamesは1月21日、パズルRPG『Puzzle Quest 3』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、基本プレイ無料タイトルとして2021年内配信予定。

本作は、オーストラリアのデベロッパーInfinity Plus Two(旧Infinite Interactive)が手がける『パズルクエスト』シリーズの最新作だ。本シリーズは、2007年発売の『パズルクエスト〜アガリアの騎士〜(Puzzle Quest: Challenge of the Warlords)』に始まり、以来続編やスピンオフが制作され、これまでに3200万人のユーザーを獲得。2億ドル以上の収益を上げてきたという。

『Puzzle Quest 3』の詳細についてはまだ明かされていないが、シリーズの特徴であるマッチ3パズルとRPG要素、そして1対1のバトルシステムを組み合わせたゲームプレイを継承。舞台設定としては、『パズルクエスト〜アガリアの騎士〜』から500年後の世界を舞台にした、シリーズの原点に回帰する作品になるとのこと。プレイヤーは、古代レッドドラゴンが残した遺言の本当の意味を探るため、冒険の旅に出る。

505 Gamesは、高い評価を得ているパズルRPG『Gems of War』でInfinity Plus Twoとタッグを組んでおり、今年1月14日になって同スタジオを買収。基本プレイ無料ゲーム部門の拡充と、マルチプラットフォーム展開の継続を掲げていたが、そのわずか1週間後に『Puzzle Quest 3』がサプライズ的に発表されたかたちだ。Infinity Plus TwoのCEO兼クリエイティブリードのSteve Fawkner氏は本作について、既存のファンはもちろん新たなファンにも楽しんでもらえうよう、ゲームプレイやストーリー、戦略パズルを駆使した絶妙なバランスに仕上げると意気込みを語っている。

『Puzzle Quest 3』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに、基本プレイ無料タイトルとして2021年内配信予定。海外向けのプレスリリースでは、そのほかのプラットフォームでの配信も示唆されている。