カプコンは1月22日、『バイオハザード ヴィレッジ』の国内発売日を5月8日に決定。対応プラットフォームはPC(Steam)/ PlayStation 5/Xbox Series Xに加えて、PlayStation 4/Xbox One向けにも同日にリリースすることを明らかにした。あわせて、初公開となるゲームプレイ映像を公開。ストーリーの導入部分や、戦闘・探索要素などのゲームシステムの一部が明らかになっている。
『バイオハザード』シリーズ最新作となる本作は、シリーズの前作『バイオハザード7 レジデント イービル』から数年後を舞台とするサバイバルホラーゲームだ。主人公は引き続きイーサン・ウィンターズ。ベイカー邸での惨劇から数年後、事件から生還したイーサンは、妻であるミア、そして愛娘のローズマリーと平穏な日々を過ごしていた。その平穏な日々は、数々のバイオテロ事件を闘いぬいてきたBSAA隊長のクリス・レッドフィールドの襲撃によって破られる。奪われた娘を取り戻すため、イーサンは再び死地へと向かう。
本作の舞台となるのは邪悪と狂気に満ちた雪深い村。村にはクリーチャーが巣食っており、その村を見下ろすかのように城がそびえ立っている。城の名前はドミトレスク城。城のあるじは見上げるような長身と妖艶な容貌を持つドミトレスクだ。ドミトレスクは3人の娘たちとともに、村人たちの畏怖を集めているという。洋館めいた城の内部は、「RE ENGINE」ならではの美しいグラフィックスで描かれた豪華な調度品や謎めいたオブジェ、そして城に込められた“死”と“血”の気配が感じ取れる。
本作では、前作と同じくイーサンとプレイヤーを一体化する主観視点「アイソレートビュー」を採用。無数の脅威が潜む舞台を知恵と勇気で脱するサバイバル体験がプレイヤーの来訪を待っている。ナイフやハンドガン、ショットガンやスナイパーライフルなど、さまざまな武器を使いこなし、脅威を打ち砕いていこう。
なお戦闘面においては、前作から導入された「ガード」も健在。ガードをおこなう事で被ダメージを大きく軽減することができる。本作ではガードや組みつかれた状態から相手を突き飛ばし、間合いを取ることが可能になっているようだ。フィールドには弾を撃ち込めば爆発する赤い樽やドラム缶などのシリーズお馴染みのオブジェも。他にも攻撃や防御に役立つものがあるかもしれない。
イーサンが迷い込んだ村には数多くの謎が秘められている。村や城の隅々まで探索し、血路を切り開かねばならない。各所にはハーブや薬液、キーピックなどの消費アイテムが点在。また、村のそこかしこに現れる謎の商人デュークが営む店では、回復薬や武器、弾薬の売買はもちろん、銃器のカスタマイズやレアアイテムの買取りなどがおこなえる。本作でも携行できる武器やアイテムには限りがあり、探索におけるアイテムマネジメントが必要だ。どのアイテムを持っていくのか、取捨選択が重要な戦略となる。
ちなみに、シリーズでお馴染みとなったイースターエッグ探しは本作にも健在しているようだ。本作ではヤギを模したトーテムが祀られ、隠されている。見つけ出すことで何か良い事が起きるのかもしれない。
発売日も決定し、徐々にその全貌が明らかになる『バイオハザード ヴィレッジ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X、そしてPS4/Xbox One向けに5月8日発売予定だ。