『マインクラフト』Java版最新スナップショット21W03A公開。光る地衣類に光るイカ登場、美味しすぎる“あのバグ”も残存か
『マインクラフト』の開発元であるMojangは1月21日、スナップショットとして「21W03A」をPC(Java)版向けに公開した。今年実装を予定している大型アップデート・バージョン1.17「Caves and Cliffs(洞窟と崖)」の内容を垣間見ることができる。新年初となる今回のスナップショットテーマは「キラキラ」のようだ。
新要素のひとつとして、まず「光る地衣類(Glow Lichen)」が追加される。洞窟の中に発生し、ブロックの表面にぼんやり薄緑のモヤがかかったような控えめなビジュアルだ。名前の割に地味な見た目だが、コケを光らせるには一手間必要。スケルトンから得られる骨粉を使用すると、鮮やかなビビッドグリーンの発光エフェクトを発するようになる。また一旦光らせたコケの周りには、隣り合うマスのうちひとつにコケが増殖する。発生する方向はランダムなので狙った方向に繁殖させることは難しいが、ハサミで採取すれば容易に増やすことができそうだ。ちなみに光る地衣類の、明るさレベルは7。レッドストーントーチやエンダーチェストと同程度の光源ということになる。
また新種のMobとしては、「光るイカ(Glow Squid)」が登場。こちらはまだ自然にはスポーンせず、スポーンエッグからのみ発生させられる。遠くからでも視認できるほどの発光は見ているだけでも楽しい神秘的な姿だが、実は素材獲得の相手としても優秀。光るイカを倒すことで、「光るインク袋(glow ink sac)」を入手することができる。これを使えば「光る額縁」を作成することができ、中にしまったアイテムを夜間でも照らすことが可能。光源としては使えないものの、地図をしまえば液晶テレビのように光らせることができるなど、建築勢にとって興味深いアイテムとなりそうだ。さらに、看板に書いた文字を光らせるといった芸当も可能。いったん光らせた看板の文字は、普通のイカ墨を使えば元に戻すことができる。
なお新要素だけでなく複数の不具合も修正された21W03Aだが、以前のスナップショットで発見されたある悪名高い(人気の?)バグは残存していることが確認されている。それは「アメジスト増殖バグ」だ。アメジストといえば昨年11月のスナップショット「20W45A」にて追加された素材の一種。このアメジストをスライムバグにくっつけて、ピストンなどで動かすことでアメジストのかけらが手に入る。新素材の希少性を大きく下げるバグ技だけに最新スナップショットでは修正されると目されていたが、21W03Aにおいてもいまだ再現可能なようだ。
『マインクラフト』バージョン1.17「Caves and Cliffs」は2021年に配信予定だ。