宇宙船オープンワールドゲーム『EVERSPACE 2』Steamにて早期アクセス開始。早くも Steamの「全世界売上上位」のトップに駆け上がる

ROCKFISH Gamesは1月19日、宇宙船オープンワールドゲーム『EVERSPACE 2』の早期アクセス販売を、Steam/GOGにて開始した。ローグライク要素のあるシングルプレイのスペースシューティングゲーム。

デベロッパーのROCKFISH Gamesは1月19日、宇宙船オープンワールドゲーム『EVERSPACE 2』の早期アクセス販売を、Steam/GOGにて開始した。価格はSteam版が4750円で、GOG版が39.99ドル。

『EVERSPACE 2』は、ローグライク要素のあるシングルプレイのスペースシューティングゲームだ。高い評価を得た『EVERSPACE』の数年後を描く続編として開発中であり、プレイヤーは宇宙戦闘機乗りであるAdam Roslinのさらなる物語を追う。前作との大きな違いのひとつとしては、エリアごとに進むゲームプレイから、シームレスなオープンワールドに変更したことが挙げられる。宇宙船に乗り広大な宇宙を探索しながらミッションに挑み、戦利品を獲得するのだ。

早期アクセスを開始した現時点では、これまでの2年半の開発期間を経てゲームプレイのコア要素については完成しており、コンテンツとしては最初のふたつの星系を用意。ストーリーキャンペーンに加えサイドミッションもいくつか収録した状態となっており、最低でも25時間分のボリュームがあるとのこと。宇宙でのドッグファイトや採掘、交易、また宇宙船のカスタマイズやクラフトなどを楽しめる。


本作では、さまざまなキャラクターと出会うことになる。それぞれが物語を持っており、仲間となってプレイヤーを手助けしてくれることも。一方、敵となる勢力も存在し、プレイヤーは戦闘機や爆撃機、あるいは巨大戦艦などに立ち向かうことになる。自らの戦闘機の武装やデバイス、パークなどをプレイスタイルに合わせてカスタマイズし、またダッシュやロールなど機体を上手く操りながらドッグファイトを繰り広げるのだ。

敵を倒すと資源を入手可能。そうした戦利品や、アイテムを解体して得た資源と、設計図をもとにしてクラフトをおこなうことができ、作成したアイテムにはランダムでレアリティが付与。また、アイテムを解体した際に得られる経験値によって、新たな設計図を入手できる。このほか、交易ステーションを訪れると、アイテムを取引して利益を得ることも可能だ。取引価格は、需要と供給によって変動する。


本作の早期アクセス期間は12〜18か月ほどを予定しており、月1回程度のペースでゲームのメカニズムやUI/UX、パフォーマンスの改善などのアップデートを実施。また、3か月に1回のペースで新たな機能やコンテンツを追加するとのこと。そうしたコンテンツには、新たな星系や敵、アクティビティのほか、メイン・サイドミッション、宇宙船のサブクラス・ティア、カスタマイズオプション、またファストトラベルシステムやブラックホール・太陽嵐などの宇宙現象、そしてエンディング要素などが予定されている。

ちなみに、本作はSteamではすでにユーザーレビューにて「非常に好評」を得ている。また本稿執筆時点では、『Rust』や『Red Dead Redemption 2』『サイバーパンク2077』といった人気作を抑えて、Steamの「全世界売上上位」タイトルの1位となっており、本作へのファンの期待の高さがうかがえる。

EVERSPACE 2』は、PC(Steam/GOG)向けに早期アクセス配信中。正式リリースは2022年前半を予定し、そのタイミングで日本語にも対応する計画となっている。また、価格も引き上げる予定だそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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