パブリッシャーのBethesda SoftworksとLucasfilm Gamesは1月13日、「インディ・ジョーンズ」をテーマにしたゲーム作品を開発中であることを発表した。
「インディ・ジョーンズ」は、ハリソン・フォード氏主演の映画シリーズや、テレビシリーズ「ヤング・インディ・ジョーンズ」などで知られる、Lucasfilm製作の冒険アクション作品だ。主人公である考古学者のインディアナ・ジョーンズが、謎めいた遺物をめぐり世界各地を冒険する。非常に人気の高い作品とあって古くからゲーム化が重ねられてきたが、直近の大きなタイトルというと2009年に発売された『Indiana Jones and the Staff of Kings 』や『LEGO Indiana Jones 2: The Adventure Continues』まで遡る。
Bethesda Softworksが手がける新作は、『ウルフェンシュタイン』シリーズの近作を担当してきたMachineGamesが開発。そして、Bethesda Games Studiosを率い『The Elder Scrolls』『Fallout』シリーズを手がけてきたTodd Howard氏がエグゼクティブ・プロデューサーに就くという。
現時点では上のティザー映像が公開されたのみで、どのような作品となるのか詳細は不明だが、時系列的にはインディの最盛期とし、完全オリジナルの独立した物語を描くとのこと。既存の映画作品などをゲーム化する訳ではないようだ。またティザー映像では、古代メソポタミアの遺跡に関するメモや、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂周辺の地図などが映し出され、最後にインディを象徴する中折れ帽と鞭が登場する。もしかすると、舞台となるロケーションなどのヒントが隠されているのかもしれない。
対応プラットフォームについてもまだ明かされていないが、今回の発表にはXbox公式Twitterアカウントがさっそく反応している。マイクロソフトは、Bethesda Softworksの親会社であるZeniMax Mediaを2021年内に買収する予定であるため、少なくともXbox Series X|S向けに発売される可能性は高そうである。「インディ・ジョーンズ」の新作ゲームの内容や発売時期など、続報が待たれる。
