『League of Legends』チャット機能改良。コピペがしやすくなったほか、今後はサイズ調整など実装
『League of Legends』におけるチャット機能が改良されるようだ。日本時間1月8日にランク戦開幕を控えた本作では、1月6日に新たなパッチ11.1を配信。ホリデー前の更新もあり今回は控えめなアップデートとなったが、一部チャンピオンの強化・弱体化やバグ修正、QoL向上などに手が加えられた。中でも注目を集めているのがチャット機能の改善だ。パッチ11.1では、テキストをCtrl + Aですべて選択して切り取り・コピー・ペーストをおこなえるようになった。また、カーソルの位置やドラッグして選択など、テキスト編集がマウスクリックで行えるようになっている。
本作のチャット機能はパッチ10.25以来、問題視されていた。キャラクターを移動させながらタイピングすることができない点は不満の代表格だ。またマッチ終了時、エンターキーをダブルタップしないとチャットウィンドウを開けない不具合もあり、短く「GG」と送るだけでも一手間必要というフラストレーションが溜まっていた。そしてチャットウィンドウのサイズにも改善の余地が。簡単なメッセージやピン刺しですら1行に収まらないことが多く、ユーザーが自由にウィンドウサイズを変えられない点に批判が集まっていた。こうした声を受け、昨年11月末にはゲームプレイデザインディレクターのMark Yetter氏が反応。チャットボックスの大きさやデフォルトの位置を調整する旨を約束していた。
今回のパッチから始まる一連のチャット機能ブラッシュアップは、こうしたコミュニティの批判を受けてのものだろう。シニアエクスペリエンスデザイナーのJordan Checkman氏はTwitterにて、来たるパッチ12.1での改善ポイントも予告。マッチ終了時のチャットにダブルタップが必要となるバグを修正するほか、ウィンドウの大きさも変更に。モニターの解像度が低いほどウィンドウが大きくなり、見やすくなる見通しだという。ただし、あくまでこれらは予定であり、確定事項ではない点については念を押している。
このほか最新パッチでは、フィドルスティックスのスキルCT増加やカルマのシールド耐久値増加など、チャンピオンの修正も多数。まもなく開幕するランクシーズンに備え、さまざまな環境整備がなされたかたちだ。ランクシーズン2021は日本時間で1月8日4時より開幕が予定されている。