パブリッシャーのKoch Media/Deep Silverは12月17日、 Tripwire Interactiveが手がけたオープンワールド・アクションRPG『Maneater』の、PlayStation 5/PlayStation 4版を国内発売した。価格は5478円。購入はこちら(PSパッケージ版/PSダウンロード版)。なお弊誌では同作の日本語事情や魅力について訊いたインタビュー記事を掲載している。こちら。
『Maneater』は、オオメジロザメとして弱肉強食の過酷な水中世界を生き抜くアクションRPGだ。舞台となる環境は、メキシコ湾をイメージしたオープンワールドとなっており、木々の生い茂る湿地帯からリゾート地に流れる川、工業地帯のドックや沿岸の海まで8つのエリアで構成。時間経過による昼夜の変化も表現される。サメとして成長し行動範囲を広げながら、エリアごとにアンロックされるクエストをこなしていくのだ。その中では、宿敵となるサメハンターの目線から描かれる物語も、ドキュメンタリー番組スタイルで展開する。
川や海には、魚や亀、ワニやアザラシなどさまざまな生物が生息しており、また陸や船上には人間もいる。これらに噛みつき捕食することで栄養を得ることができ、一定量獲得するごとにレベルアップ。同時に身体が大きくなり、パワーアップしていく仕組みだ。最初は小さな子ザメであるため脅威となる生物が多いが、メガシャークへと成長する中で、それらをもたやすく捕食できるようになるだろう。
クエストは、特定のエリアにて指定の生物を捕食するといった内容が基本となる。おとなしい生物が対象となることもあるが、周囲には強力な生物がうろついていることが多いため気を抜けない。また、人間を捕食するクエストも存在する。人間は基本的に逃げ惑うだけで無抵抗だが、陸にあがって襲う場合は、窒息してしまわないよう酸素ゲージの残量に注意したい。
人間を襲うと、サメハンターたちが船でやってくる。ハンターは銃で攻撃してくるため、回避アクションで弾を避けながら、水面からジャンプし飛びかかって反撃しよう。もちろん逃げるのもありだ。人間を捕食すると悪名ゲージが上昇し、最大まで溜まるとハンターのリーダーが登場。リーダーは合わせて10名おり、倒すと進化アイテムを獲得できる。
各エリアには拠点となる水中洞窟が存在し、ここではサメを進化させることが可能だ。身体の各部位に進化アイテムを適用することで、攻撃力や移動性能、また捕食時の体力回復量や栄養摂取量をアップさせたり、特定の属性攻撃が可能になるなどの特殊能力を追加でき、サメの見た目も変化。こうした進化や、各能力のアップグレードには摂取した栄養を消費するため、プレイ中には積極的に獲物を捕食していきたい。クエストをクリアすることでも栄養を獲得可能で、アイテム収集などのサブクエストも豊富に用意されている。
今回発売されたPS5版では、HDRに対応しネイティブ4K解像度/60fpsでプレイ可能。ライティングエフェクトの刷新によってビジュアルもアップグレードされており、さらに今後配信予定のパッチにてレイトレーシングにも対応予定だ。なお、PS4向けパッケージ版の所有者は、100円にてPS5向けダウンロード版にアップグレード可能である(プレイ時にはPS4版ディスクが必要)。
また、本作はPC/Xbox Series X|S/Xbox One版が先行して配信中。当初から日本語表示に対応していたが、今回のリリースに合わせてローカライズをやり直しており、すべてのバージョンにてより自然な日本語でのプレイが可能となっている。
今回の国内発売を記念し、販売元Koch Mediaは2種類のキャンペーンを実施中だ。まず「『Maneater』フォロー&RTキャンペーン」では、上に掲載したツイートをリツイートすると、PS5/PS4版『Maneater』が1名にプレゼントされる。もうひとつの「『Maneater』発売記念動画コンテスト」は、本作のゲームプレイ動画(海外版でも可)を「#Maneater動画コンテスト」というハッシュタグおよび自由なコメントと共にTwitterに投稿するというもの。こちらには本作のオリジナルグッズセットが3名にプレゼントされる。いずれのキャンペーンに参加する場合も、公式Twitterアカウント「@KochMediaJP」をフォローすることをお忘れなく。
『Maneater』は、PS5/PS4 およびPC/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中だ。2021年前半には、Nintendo Switch版のリリースも予定されている。