人の記憶を冒険する『To the Moon』の続編、『Finding Paradise』が国内Nintendo Switch向けに2021年春日本語でリリースへ

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インディースタジオFreebird Gamesは12月16日、『Finding Paradise』を国内Nintendo Switch向けに2021年春にリリースすると発表した。任天堂の公式情報番組「Indie World 2020.12.16」で明かされた形だ。本作は2017年12月にPC(Steam)向けにリリースされたものの、現在まで日本語には未対応だった。シリーズファンの間で、長らく国内向けのローカライズが待ち望まれていたタイトルである。

『Finding Paradise』は、ピクセルアートで描かれるアドベンチャーゲームだ。先の読めない心を打つ物語や美しい旋律の音楽が好評を博した『To the Moon』の直接的な続編となる。とはいえ、開発元であるFreebird Gamesによると、本作は前作を遊んでいないプレイヤーでも楽しむことができるという。

本作の舞台は近未来。主人公となるのは、ふたりの男女エヴァ・ロザリーンとニール・ワッツ。彼らの仕事は死に際した人物の最期、思い残すことなく死を迎えるために、長い生涯で果たせなかった夢を叶えてあげること。ある機械を通じて患者の記憶をたどり、その人の記憶と願いを掛け合わせ、叶えたかった夢へと向かう仮想の人生を再生するのだ。ようは、患者の記憶を改ざんし、意識の中で夢を叶えて幸福になることを見届けることがエヴァとニールの役目である。本作においては、コリンという名の新たな患者の記憶をたどっていくことになる。


なお本作の患者であるコリンは、2014年にSteam向けにリリースされたシリーズのスピンオフ作品『A Bird Story』の主人公だ。シリーズ開発の中心人物であるKan Gao氏は「『Finding Paradise』は過去作品との強いつながりを持つが、スタンドアローンな作品で、過去作をプレイせずとも楽しめるようになっている」と明かしている。とはいえ、『A Bird Story』は日本語インターフェースに対応しており、作中の物語は文章で語られることなく、キャラクターや背景、音楽のみで綴られる。ボリュームも1時間弱の短編になっているため、本作の発売前にPCでプレイしておけば、より物語に深く入り込めるかもしれない。

ちなみに、前作『To the Moon』のボリュームは3~4時間程度。Nintendo Switch版においては、『Undertale』や『Celeste』といった著名インディーゲームのローカライズを手がけてきたハチノヨンによる日本語翻訳がなされている。未プレイの方は、そちらのプレイも検討してみてはいかがだろうか。

アドベンチャーゲーム『Finding Paradise』は、国内Nintendo Switch向けに2021年春リリース予定だ。

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