カプコンは12月15日、Nintendo Switch向けタイトル『モンスターハンターライズ』の新映像を公開。12月14日の公開映像も含めて、4武器種のアクションが紹介されている。現在公開されているのは弓・双剣・太刀・ランス。対象武器の基本的なアクションのほか、武器種ごとの専用技「鉄蟲糸技」が明らかになっている。
弓は遠距離からさまざまな射撃を放つ武器だ。高い機動力に加え、仲間を援護する曲射や威力の高い剛射など幅広い活躍ができる。また、さまざまなビンを装填することで、多彩な状態異常を狙うことも可能だ。
鉄蟲糸技「剛力の弓がけ」は、スティック方向にすばやく移動し、一定時間、攻撃力を強化する。あらゆる場面で攻勢の起点となるだろう。鉄蟲糸技「弓息法」は、回避しながらしゃがんでいる間、スタミナが急速に回復する。技の発動直後はモンスターの攻撃を無効化。スティック入力することで左右と後方に繰り出すことが可能だ。スタミナ消費の激しい行動の後、さらなる追撃がおこなえる。
双剣は圧倒的な手数で怒濤の連続攻撃が可能な武器だ。「鬼人化」をおこなうことで、スタミナを引き替えに立ち回る速度がさらに上昇。モンスターの攻撃を華麗にいなし、舞うような連撃を放つ。
鉄蟲糸技「朧翔け」は、スティック方向へすばやく移動する。移動中に攻撃を受けた際には、身をひるがえしながら反撃をおこなう。連続攻撃にも組み込むこともできそうだ。鉄蟲糸技「鉄蟲斬糸」は、鉄蟲糸が繋がったクナイを標的に突き刺す。クナイを突き刺した状態で攻撃を当てることで、追撃が発生する。一定時間後にクナイが炸裂し、攻撃を当てた回数に応じた追加ダメージを与えるという。チャンス時に発動しておくことで大ダメージを与えられるだろう。
太刀は鋭い斬れ味が魅力の武器だ。獲物を斬りつけていくことで溜まる練気ゲージを使えば、高威力の気刃斬りが繰り出せる。襲い来る攻撃を見切り、反撃するテクニカルな動きも可能となる。
鉄蟲糸技「水月の構え」は、構え中に攻撃を受けることで、すばやいカウンター攻撃を放つ。モンスターの予備動作を見切って発動することで、プレイヤーの優勢へと戦局を転じさせる技になりそうだ。鉄蟲糸技「飛翔蹴り」は、前方に跳躍しながら攻撃をおこなう。ヒット時に出る落下突きを当てることで、一定時間練気ゲージが自動的に上昇する。また、練気ゲージの色段階が上がっている際は、ヒット時にボタン入力することで、ゲージを1段階消費して強力な気刃兜割へと派生する。発動機会が多い技になるだろう。
ランスは高い防御性能を有する武器だ。堅牢な盾によって強力な攻撃でも体勢が崩れにくく、ガードしたまま攻撃や移動が可能。カウンター攻撃や間合いの広い連続攻撃も魅力となる。
鉄蟲糸技「デュエルヴァイン」は、クナイを標的に突き刺し、標的の注意を引く。クナイが刺さっている間は、ボタン入力でモンスターの位置までガードしつつ跳躍できる。マルチプレイにおいても、活躍の機会が広がりそうだ。鉄蟲糸技「アンカーレイジ」は、盾を構えている間に攻撃を受けることで、攻撃力が一定時間上昇。受けた攻撃の威力によって、攻撃力の上昇幅も変化する。防御面だけでなく、攻撃面の強化もみられる。
ちなみにランスの紹介動画では、未発表の参戦モンスター「プケプケ」が相手役として初登場している。プケプケは、『モンスターハンター:ワールド』から登場した強力な毒ブレスを吐く鳥竜種。毒妖鳥の異名を持つ、比較的序盤に登場した愛らしいモンスターである。
紹介動画が未公開の武器種は残り10種。今後公開される映像にも、何かしらのサプライズ要素が隠されているかもしれない。各々でじっくりチェックしてみてほしい。ハンティングアクションシリーズ最新作『モンスターハンターライズ』は、Nintendo Switch向けに2021年3月26日発売予定だ