恐竜オープンワールド新作『ARK II』でヴィン・ディーゼル氏は、主演だけでなく開発者としても参加する。筋金入りの『ARK』ヘビーユーザー

 

Wildcardは12月15日、サバイバルゲーム『ARK II』エグゼクティブ・プロデューサーとして、俳優のヴィン・ディーゼル氏が開発に参加していることを発表した。海外メディア向けに送られたプレスリリースにて明かされた。ディーゼル氏はゲーム内で主演も務めている。
 

 
『ARK II』は2017年に正式リリースされたオープンワールドゲーム『ARK: Survival Evolved』の続編だ。対応プラットフォームはPCおよびXbox Series X|Sで、2022年リリースを予定している。恐竜などの古代生物やモンスターが生息する謎の島を舞台に、サバイバル生活を送るサバイバルアクションゲームだ。The Game Awards 2020にて初公開されたトレイラーでは、プリミティブな部族の人々が他部族や恐竜と戦いを繰り広げつつ、ロストテクノロジーらしきものも確認できる意味深な映像がお披露目となった。

何よりも注目を集めたのが、部族の中心で武を振るう戦士をディーゼル氏が演じていたことだ。同氏といえば映画「ワイルド・スピード」で主演を演じ、精悍な演技で知られる名優。発表を受け、ユーザーからも「ディーゼル氏が肉食恐竜を乗りこなすのか」「ニトロ積みそう」と冗談も交えつつ、野趣あふれるパフォーマンスに期待の声が高まった。Wildcardによればディーゼル氏は自身も『ARK』シリーズのコアプレイヤーで、数千時間ものプレイ時間を誇るとも伝えられる。その証拠ともいうべきか、12月11日の『ARK: Survival Evolved』公式Twitterでは、“ディーゼル氏その人”が実際に報告し修正されたというバグも伝えられている。
 

 
ディーゼル氏はアニメ版「ARK」のエグゼクティブ・プロデューサーとしても携わるという。両作において、作品づくりに深く携わることとなるようだ。『ARK II』はPCおよびXbox Series X|S向けに、2022年リリース予定。「ARK: The Animated Series」は30分14話構成を予定しており、2022年公開をめどに2シーズンを制作中とのことだ。