『FF14』「光のお父さん」原作者・マイディー氏が亡くなる。エオルゼアを愛した光の戦士

ドラマ・映画「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」Twitter公式アカウントは、『ファイナルファンタジーXIV』を中心に活動する有名ブロガー・マイディー氏が亡くなったことを発表した。

ドラマ・映画「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(以下、光のお父さん)」Twitter公式アカウントは、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)を中心に活動する有名ブロガー・マイディー氏が亡くなったことを発表した。12月6日に病にて亡くなったという。
【UPDATE 2020/12/10 19:10】
誤解を招かぬよう、ヘッダー画像を変更。あわせて本文の表現を修正。


マイディー氏は10年以上も続くオンラインゲーム感想ブログ「一撃確殺SS日記」を執筆していたブロガーだ。同氏は、60歳を超えるゲーム好きの父親に『FF14』をプレイしてもらい、自身は正体を隠して一緒に冒険をする計画を綴った日記「光のお父さん」を投稿。日記形式で『FF14』を介した父との絆を描くハートフルな物語は口コミを呼び、ドラマ化・映画化が果たされた。ドラマ・映画ともにNetflixで視聴可能である。

以前からマイディー氏はブログ内で“がん家系”であることを明かしており、「光のお父さん」の連載内でも父親が胃がんで入院したときのことを綴っている。本人もブログに闘病経過を投稿しており、ここ半年ほどは入退院を繰り返している様子や、投稿された病状から心配する声も上がっていた。また今年11月に実施された生放送「ひかりとお姉さん」に登場し、余命が半年から1年であることを明かしていたほか、緩和病棟に入っていることも語られていた。

今年11月に入ってからは、症状が悪化していることがブログ内でも伝えられていた。麻酔に苦しんでいること、薬が強くすぐに眠りについてしまうこと、新たな記事を執筆しようとするもそれすらもできないといった痛ましい投稿がされていた。それから1か月も経たずして訃報が入ることとなった。

マイディー氏の死に、『FF14』関係者も哀悼。『FF14』開発・運営チームや松野泰己氏、そして声優の南條愛乃さんなど、関わりある人々は追悼している。Twitter上でも同氏の死を悔やむ声があふれており、トレンド入り。多くの人々が惜しんでいる。同氏がいかにコミュニティに貢献してきた人物であるかが、伺い知れる。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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