『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ) 』にケイト・ビショップ参戦。テレポート能力を有した弓と剣の達人

 

スクウェア・エニックスは12月8日、『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ) 』アップデート1.4.0を配信。新しい操作キャラクターとしてケイト・ビショップを追加した。同作発売後初となる新ヒーローの実装だ。マーベル・コミックでは2代目ホークアイとして知られるケイト。初代ホークアイ(クリント・バートン)と同様、スーパーパワーは有していないものの、弓と剣の扱いに関する類いまれなる技術によってチームに貢献する。

ケイトのアンロック自体は無料。コスメティックアイテムが含まれるヒーローチャレンジカードのプレミアム報酬を入手するには、有償ゲーム内通貨が必要となる。なおケイトの英語版声優は、『Horizon Zero Dawn』のアーロイ、『Life is Strange』のクロエ、『ボーダーランズ』シリーズのティナなど数々の著名キャラクターを演じてきたAshly Burch氏が担当している。日本語声優は弘松芹香氏が担当。


新たに追加されたケイト専用のオペレーション「Marvel’s Avengers: ケイト・ビショップ – AIMを狙え」(以下、AIMを狙え)では、行方不明となったクリントを探すケイトが、ニック・フューリーおよび新たな脅威「スーパー・アダプトイド」が関わる巨大な陰謀に巻き込まれていく。なお次回の大型アップデートではクリント・バートンも操作キャラクターとして加わることが判明済み(2021年初頭予定)。同じ弓使いということで、両者の類似点と独自のスタイルのバランスに注意しながらアクション部分がデザインされていったという。ケイトの特徴としては、AIMのテクノロジーを再利用し、テレポート移動できるようになっている。

ケイトの固有アビリティは、ブリンクによるダブルジャンプ、空中ダッシュ、短距離のテレポーテーションなど。敵の周りをテレポートして剣による追加ダメージを与えることも可能。もちろん弓の名手として豊富な遠距離攻撃手段を有しており、レーザーアローや、複数の矢を同時に放つスキャターショット・アロー、敵をよろめかせるエクスプローシブ・アローなどを使用できる。デコイ(ホログラム)を設置し、さらにそのデコイと位置を交換する残像アビリティも。味方も利用できるテレポート用ポータルを作成したり、アルティメットヒーローアビリティのクォンタムオーバードライブによって量子エネルギー矢を放ったりと、テレポート移動を駆使しつつ近距離・遠距離攻撃を切り替えながら戦うのだ。

*11月に公開された、ケイト・ビショップ紹介動画

「AIMを狙え」はメインキャンペーンを終わらせていなくともプレイ可能。ただしメインキャンペーン後の物語が描かれるため、メインキャンペーン後に遊ぶことが推奨されている(公式サイト)。「AIMを狙え」のヒーローオペレーションはランダムマッチメイク非対応。ソロで遊ぶか、フレンドとパーティーを組んで遊ぶことになる。


アップデート1.4.0では、ケイト関連コンテンツの実装のほか、新しい設定項目としてテイクダウンの有効・無効切り替えオプションと、ハイコントラストモードが追加された。数々のバグ修正も適用されている。PC/PS4/Xbox One向けに販売中の『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ) 』。今後もクリント・バートン、スパイダーマン(PS4/PS5限定)など新規ヒーローが続々と追加されていく予定だ。