ジェムドロップは12月1日、バーチャルキャンプアドベンチャー『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP』を今冬にリリースすると発表した。今冬(2021)とされており、2021年のはやいうちに出るのだろう。対応プラットフォームはPS4/Nintendo Switch/PC(Steam)/ iOS/Android。本作は、「本栖湖編」「麓キャンプ場編」の2バージョンをリリース予定。VR機器に対応しており、PS4版はPS VR、Nintendo Switch版はVRゴーグルToy-Con、Steam版は Oculus Rift/HTC Viveにそれぞれ対応する。なお、VR機器を用意しなくてもプレイ可能とのこと。
『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP』は、人気漫画「ゆるキャン△」を原作とする、バーチャルキャンプが楽しめる3Dアドベンチャーゲームだ。原作の「ゆるキャン△」は、芳文社の「まんがタイムきららフォワード」にて連載されている。舞台は山梨県周辺。本栖高校の同好会「野外活動サークル」に所属する女子高生たちのゆるやかな日常や、キャンプで味わえる非日常的なアウトドアの魅力を描く作品だ。2018年にはテレビアニメ、2020年には実写ドラマも放送された。アウトドアをテーマとする作品としては高い人気を誇っており、2021年1月からはテレビアニメ「ゆるキャン△ SEASON2」、2021年春にはテレビドラマのシーズン2も放送予定となっている。
本作では、漫画の主要キャラクターである志摩リン、各務原なでしことバーチャル上でキャンプが楽しめる。「本栖湖編」と「麓キャンプ場編」、それぞれのバージョンで味わえる体験が異なるのも特徴だ。キャンプ場所が異なるほか、本栖湖編はプレイヤーがなでしこでパートナーがリンとなり、麓キャンプ場編では、プレイヤーがリンでパートナーがなでしことなる。
キャンプ中は、2人の意外な一面もみられるさまざまなシチュエーション、ハプニングがフルボイスで楽しめる。ゲーム内でスマホを使用することで、時間経過で変化する美しい風景が撮影可能。キャンプメンバーの2人で一緒に写真を撮り、野外サークルのメンバーに送信することもできるようだ。また対応しているVR機器を使用すれば、現地へ行ったような感覚でプレイすることができるという。富士山の近くで、リンやなでしこと一緒にまったりとした一日を過ごそう。
開発を手がけるジェムドロップは、『狼と香辛料VR』シリーズの制作を担当しており、IPモノのVRゲーム開発に定評がある。本作でも美麗なグラフィックによるバーチャル体験が楽しめるだろう。バーチャルキャンプアドベンチャー『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP』は、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)/ iOS/Android向けに今冬リリース予定だ。