『DOOM Eternal』Nintendo Switch版12月8日発売へ。日本語にも対応

『DOOM Eternal』Nintendo Switch版12月8日発売へ。『DOOM Eternal』Nintendo Switch版は日本語にも対応。

Bethesda Softworksは11月30日、『DOOM Eternal』のNintendo Switchダウンロード版を12月8日に発売すると発表した。国内ニンテンドーeショップでもストアページがオープンしている。Nintendo Switch版ではアナログスティックによる精密照準に加え、ジャイロセンサーを使ったモーション照準操作にも対応。TVモード・携帯モード・テーブルモードにて、シングルプレイヤーと、2対1のオンラインマルチプレイモードを遊べるようになる。以下はNintendo Switch版のゲームプレイ映像を含む最新トレイラー。


『DOOM Eternal』は2020年3月に発売されたFPS。2016年に発売された『DOOM』の直接の続編である。前作の出来事の後、地球に帰還したドゥームスレイヤーは、地獄の軍勢に侵略され変貌した惑星を目の当たりに。人類の破滅を食い止めるべく、再び死闘を繰り広げる。サウンドトラックのコンポーザーはMick Gordon氏が続投。好評であったサウンド面の方向性を維持しつつ、ドゥームスレイヤーの機動力を向上させ、前作以上にアグレッシブな攻めの姿勢を推奨する、スピーディーな戦闘を実現した作品だ。

開発陣は本作の戦闘を「コンバットパズル」と称しており(関連記事)、敵を倒す順番決めや攻撃方法の切り替えといった判断を目まぐるしく繰り返しながら敵を処理していく点が、『DOOM Eternal』の美点となっている。チェーンソーキルによる弾薬補充・グローリーキルによる体力回復・火炎放射器によるアーマー回復。こうした攻撃とリソース補充の一体化が強調されているほか、敵の役割や弱点の明確化が図られ、単調なプレイスタイルに陥らないよう工夫されている。


PC版の発売初日には、Steamの同時接続プレイヤー数がピーク時に10万人を突破。初週の売り上げは『DOOM』の2倍と、フランチャイズ史上最高のスタートを切ったと当時報じられていた。The Game Awards 2020のゲーム・オブ・ザ・イヤー部門にもノミネートされており、2020年を代表する作品のひとつとして高く評価されている。そんな『DOOM Eternal』のNintendo Switch移植を担当するのは、前作のNintendo Switch版と同じPanic Button。『DOOM』に限らず、『Wolfenstein』シリーズの移植も手がけており、移植対応に関して手堅い実績を残している。

『DOOM Eternal』のNintendo Switch版は日本時間12月8日14時より配信予定(公式FAQ)。必要容量は18.8GBとなっている。なお早期購入特典として、日本時間12月22日13時59分までに同作を購入すると、「Rip & Tear Pack」および『DOOM 64』を入手できる。PC/PS4/Xbox One版では配信済みのDLC「The Ancient Gods: Part One」のリリース日は、後日発表するとのことだ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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