パブリッシャーおよび開発元であるBike Teamは11月28日、自転車配達ゲーム『Bike Messenger』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの公開で明らかになった形だ。本作は日本語にも対応。リリース日や価格は未定となっている。
『Bike Messenger』は、プレイヤーが配達人となって自転車に乗り、顧客のもとに小包を届ける自転車配達ゲームだ。舞台となるのは高層ビルやマンションが立ち並ぶ大都市。メインストリートは多くの車が行き交い、あちこちで渋滞が発生している。最速で小包を届けるために、独自の迂回ルートを構築して渋滞を避けるのだ。迂回ルートがなければ、車の脇を大胆に走り抜けよう。
ただし、配達は一筋縄ではいかない。都市内には、プレイヤーが運ぶ小包を狙う不審者が存在するのだ。不審者は自転車に乗っており、プレイヤーの横につけて妨害してくる。トレイラーを見る限りでは、不審者の走りはかなり軽快で、時にはタッグを組んで執拗に追いかけてくるようだ。走るスピードを上げたり、ストリート上の建築物や走行中の車を盾にしたりと、あらゆる手段を用いて尾行を撒く必要があるだろう。不審者に気をとられすぎて、走行中の車と衝突事故を起こさないように注意したい。安全確認は忘れずに。
渋滞を避け、不審者を撒き、晴れて顧客のもとに小包を届けることができれば報酬が貰える。手に入れた報酬で、好きなように自転車を改造しよう。報酬をためて高価な新品パーツを購入してもいいし、手頃な値段の中古パーツを修理して利用することもできるようだ。カラーリングにこだわって、個性的な自転車で街を疾走するのも気持ちがよいものだろう。
本作は、質の高いグラフィックで大都市のストリートが再現されている。迅速な配達が大目標となっているものの、時にはのんびりと自転車を漕ぎ、観光気分を味わうのもいいかもしれない。
自転車配達ゲーム『Bike Messenger』は、Steam向けにリリース予定だ。