“暴力のない”ステルスADV『El Hijo – A Wild West Tale』PC版が12月4日に配信決定、日本語対応


THQ Nordic Japanは11月27日、ステルスアドベンチャーゲーム『El Hijo – A Wild West Tale』を、12月4日に国内配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は、海外向けには19.99ドルと発表されているため、2000円程度になりそうだ。

『El Hijo – A Wild West Tale』は、デベロッパーのHonig Studiosが手がける、西部開拓時代を舞台にするステルスアドベンチャーゲームだ。主人公は、6歳の少年El Hijo(エル・イホ)。彼は母親と農場で暮らしていたが、ある日無法者たちによって襲撃され、農場が焼き払われてしまう。そして母親は、息子を人里離れた修道院に預け、行先も告げず旅立っていった。

本作にてプレイヤーは、行方知れずの母親を探すことを決意したエル・イホとなり、修道院を抜け出して冒険する。本作は“暴力のないステルスゲーム(non-violent stealth game)”とうたわれており、パチンコなどの武器やおもちゃ、あるいはいたずらを駆使する、子供であることを活かしたゲームプレイになるという。トレイラーでは、パチンコを使って檻に囚われたほかの子供を助けたり、花火のようなもので木箱を破壊すると同時に、周囲の敵を混乱させている様子がみられる。


ステージの環境としては、修道院・砂漠地帯・辺境の町の3つに大きく分けられ、それぞれに敵が待ち受ける。人間だけでなく動物もおり、闇に紛れ茂みに身を隠しながら進んでいく。道中ではそうしたステルスプレイと、パズル要素を組み合わせた場面が要所要所に登場し、ゲームを進めるほどその組み合わせは複雑になっていくという。トレイラーでは、敵が警戒に当たっているエリアに侵入しトロッコの分岐器を操作している。

ステージ内には、先述したような囚われた子供たちがおり、敵に見つかることなく彼らを助け、自由の身になれるよう導くことも目標のひとつとなるようだ。また、ゆくゆくは救出した母親と行動を共にする模様。そうして物語を進める中で、犯罪が横行するこの世界における、根深い陰謀が暴かれていくという。


El Hijo – A Wild West Tale』は、PC(Steam)向けに12月4日配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。また、本作はPS4/Nintendo Switch版の国内配信も予定されており、こちらについては現在準備中とのことだ。