『Marvel’s Spider-Man』PS4版からPS5リマスター版へのセーブデータ移行機能が実装。ただし特定の手順を踏む必要あり


Insomniac Gamesは11月23日、『Marvel’s Spider-Man』PS4オリジナル版からPS5リマスター版へのセーブデータ移行機能を実装した。Version 1.001アップデートによって導入している。リマスター版はPS5『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』の「Ultimate Edition」に含まれるコンテンツ。今年9月にはセーブデータ移行には対応しないとしていたが、コミュニティの声を聞き方針転換。このたび対応が果たされた。

セーブデータ移行については、PS5内にPS4版のセーブデータが存在するだけで完了するわけではないので、注意が必要だ。今回のアップデートにおいてはセーブデータのエクスポート機能とインポート機能が実装されており、これを使用する。まずはPS4版を起動し、セーブデータをエクスポート。のちにPS5版を立ち上げインポートすることで、引き継がれるような仕様である。PS4版でセーブデータをエクスポートとしておかないと、PS5版でそもそもセーブデータインポートの項目が表示されない。

PS5版はゲーム本編とDLC3部作をすべて収録しているほか、新要素としては新たに3つのスーツが追加されており(PS4版にも実装)、高精細なビジュアルやレイトレーシング、フレームレートの向上、超高速SSDによる読み込み速度の大幅な向上が施されており、DualSenseのアダプティブトリガーやハプティックフィードバックなどが体験できる。セーブデータを移行すれば、トロフィーも受け継がれるといい、リマスター版においてもトロフィーがアンロックされていく特典がある。

今回リマスター版に実装されたVersion 1.001アップデートでは、セーブデータ移行機能が実装されたほか、レイトレーシングのパフォーマンス改善がなされ、レストモードから復帰する際にクラッシュする現象なども修正されている。懸念も解消され、今が大きなはじめ時かもしれない。

『Marvel’s Spider-Man』PS5版は、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』の「Ultimate Edition」に含まれているほか、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』通常版を購入し、あとからゲーム内メニューより有料アップグレードすることでも入手可能だ。