Cygamesは11月20日、『グランブルーファンタジー ヴァーサス(以下、GBVS)』のセールスが全世界で45万本を突破したことを発表した。パッケージ版の出荷数とDL版の販売数の合計による売上本数だという。
『GBVS』はソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』を原作にCygamesが企画・制作、アークシステムワークスが開発を担当する2D対戦格闘ゲーム。グランやカタリナをはじめとしたおなじみのキャラクターが登場し、原作の世界観や演出を活かした格闘ゲームに仕上げられている。
対戦モードのほか、オリジナルストーリーを楽しめる「RPGモード」も搭載。武器のスキルや強化、キャラクター育成といった本家『グランブルーファンタジー』に近いシステムが採用され、2DアクションRPGとして遊ぶことが可能。オリジナル版のファンで格闘ゲーム未経験者でも、キャラを動かす楽しみを覚えられる設計となっている。
一方、プロ格闘ゲーマー界隈でも注目度が高い本作。新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったものの、「EVO2020」では新規国産タイトルとしてラインナップに入っていた。国内プロプレイヤーでもKOG氏・スコア氏などが力を入れてプレイしており、弊誌にてコミュニティの盛り上がりについて語ってくれている(関連記事)。
シーズン2が9月より開幕し、プレイアブルキャラクターも追加され続けている本作。11月29日には大型オープントーナメント「RAGE GBVS 2020 Winter」のGRAND FINALSが開催予定だ。優勝賞金は驚異の300万円。その規模の大きさが計り知れる。格闘ゲーム界の新星『GBVS』の快進撃はまだまだ続いていきそうな見込みだ。