対戦アクション『JUMP FORCE(ジャンプフォース)』の参戦キャラが思わぬかたちで判明。ユーザーを驚かせた“公式誤配信”
バンダイナムコエンターテインメントは11月18日、PlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox One向けに販売中の対戦アクションゲーム『JUMP FORCE(ジャンプフォース)』について、開発中のゲームデータを誤配信していたと発表した。この誤配信により、未発表の追加キャラクターの存在が明らかになっている。
『JUMP FORCE』は、週刊少年ジャンプ創刊50周年記念作品として開発された対戦アクションゲームだ。「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」「NARUTO -ナルト-」「るろうに剣心」「幽遊白書」「BLEACH」「ジョジョの奇妙な冒険」など多数のジャンプ作品からキャラクターが登場し、3対3のオールスターバトルを楽しむことができる。
本作では2019年2月の発売後も、DLCにて参戦キャラクターが追加されており、現在はキャラクターパック12の「飛影(幽遊白書)」まで配信済み(Nintendo Switch版では2021年配信予定)。飛影を含むキャラクターパス2には、あと2体の追加キャラクターが用意されているが、公式にはまだ伏せられている。
しかし11月初旬になって、本作の未公開キャラクターの映像がインターネット上に投稿され始めた。バンダイナムコは11月5日に、開発途中の内容を含むゲームデータを、対応の不備により一時的に特定のユーザーに開放してしまったのだという。
ゲームデータの誤配信によって存在が明らかになったのは、「BLEACH」の四楓院 夜一と、「ジョジョの奇妙な冒険」のジョルノ・ジョバァーナだ。YouTubeなどに投稿された映像では、両キャラクターともプレイアブルな状態であることがうかがえる。スクリーンショトやトレイラーのリークによって、新コンテンツの内容が明らかになる例は多いが、ゲーム内で実際にプレイできるかたちで流出することは珍しい。
今回の発表では、これらのキャラクターがDLCとして配信予定であることが明かされている。キャラクターパス2の残りの2体である可能性が高そうだ。ただバンダイナムコによると、ジョルノ・ジョバァーナについてはまだ開発途中であり、ネット上に拡散されている情報は実際の仕様とは異なるとのこと。同社は、不手際によりユーザーに混乱を招く事態となったことを謝罪。当該ゲームデータについてはこれから開発を進め、情報公開のタイミングが決定したらあらためて告知するとしている。
『JUMP FORCE(ジャンプフォース)』は、PS4/Nintendo Switch/Xbox One向けに販売中だ。