任天堂は11月17日、『スーパーマリオ 3Dコレクション』の更新データVer. 1.1.0を配信。かねてから予告していた、カメラ反転機能を実装した。そのほか、『スーパーマリオサンシャイン』が、ニンテンドー ゲームキューブ コントローラに対応している。
収録されているすべての作品にて、それぞれカメラ反転設定が可能。『スーパーマリオ64』『スーパーマリオサンシャイン』『スーパーマリオギャラクシー』それぞれで、カメラ設定が切り替えられるわけだ。配信開始直後より、ユーザーからの要望が多く、実装が予告されていた項目である。
さらに、『スーパーマリオサンシャイン』が、ニンテンドー ゲームキューブ コントローラに対応したことも発表された。対応するのは『スーパーマリオサンシャイン』のみで、接続にはニンテンドー ゲームキューブ コントローラ 接続タップが必要。TVモードにのみ対応し、Nintendo Switch Liteには非対応など、条件はやや限定されているが、オリジナル版に近い操作感でゲームが楽しめるようになった。なお、ゲーム中のボタン表示が変更されない点にも、留意が必要だろう。そのほか、細かい不具合についても修正されている。
『スーパーマリオ 3Dコレクション』は、『スーパーマリオ64』『スーパーマリオサンシャイン』『スーパーマリオギャラクシー』の3タイトルがひとつになった作品。2021年3月までの期間限定販売タイトルである。これらのタイトルは、現代向けに解像度の向上がなされており、一部作品はワイド画面表示も可能。操作も最適化されており、Joy-Con 2本持ちにも対応する。また各タイトルのサントラも、ソフト内に収録。「画面オフ再生」にも対応し、BGM全175曲をいつでもどこでも楽しる。
任天堂の2021年3月期第2四半期決算短信では、すでに521万本売れたことが明かされている同作。遊びやすさが向上したことにより、さらに間口は広くなることだろう。『スーパーマリオ 3Dコレクション』はNintendo Switch向けに販売中だ。