『Call of Duty: Black Ops Cold War』販売元、PS5でPS5版を遊ぶ方法を説明。気づかずPS4版を遊んでいるかもしれないため
『Call of Duty』シリーズ最新作となる『Call of Duty: Black Ops Cold War』が11月13日に発売された。同作の世代互換バンドル/アルティメット版を購入すると、PS4版とPS5版、もしくはXbox One版とXbox Series X|S版の両方をプレイできる。現在PS4/Xbox Oneしか持っていなくても、将来的な次世代機への移行を踏まえて検討できる購入オプションだ。この世代互換バンドルが、一部のPS5ユーザーを惑わせているようだ。海外メディアのEurogamerやIGNが報じている。
PS5では、PS5版だけでなく、後方互換機能によってPS4版もプレイできる。一括ダウンロードにより両バージョンともインストールして、違いを比べるといった遊び方もできるだろう。ただ両バージョンを所持している場合、現在確認できる限りだと、デフォルト設定でホーム画面に表示されるのはPS4版の方になる。そのまま気づかずにプレイすると、意図したバージョンとは異なる方を遊び始めてしまう可能性がある。
PS4版の場合、ゲーム名の横に「PS4」と書かれているため、ゲーム起動前にしっかり表記を見ていれば、今どちらのバージョンが選択されているのか分かる(PS5版の場合、ゲーム名の横には何も表示されない)。だが「デフォルトで表示されるのはPS5版の方だろう」という思い込みによって、PS5版を遊ぶつもりがPS4を遊び始めてしまうといったケースが起きても無理はないだろう。
販売元のActivisionもこの現象を把握しているようで、PS5でPS5版を遊ぶ方法をTwitter上で説明している。バージョンを切り替えるには、ホーム画面にあるゲームタブより対象ゲームを選び、「プレイ」もしくは「ダウンロード」ボタンの横にある「・・・」ボタンを選択。するとPS4/PS5版の選択項目が表示される。そこから遊びたい方のバージョンを選んでからプレイを開始する。一度仕組みが分かれば問題ないものの、最初は混乱するかもしれない。
これは『Call of Duty: Black Ops Cold War』に限った話ではない。『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』のようにPS4/PS5の両バージョンを提供するタイトルでは同じことが言える。今後PS4/PS5の両バージョンを販売するタイトルが増えていくことを踏まえ、UIを改善する余地はありそうだ。
シリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops Cold War』はPC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中。PS5/Xbox Series X|S版は最大120fpsに対応している。また60fpsに下げつつ、レイトレーシングをオンにして遊ぶことも可能。PS5版ではアダプティブトリガーの活用によって、L2/R2ボタンに抵抗と振動による感覚フィードバックを体験できる。