マイクロソフトのクラウドゲーミングサービス「Project xCloud」日本でのプレビュープログラムが11月18日から開始。参加登録受付中


マイクロソフトは11月12日、クラウドゲーミングサービス「Project xCloud」のプレビュープログラムを、11月18日から日本で開始すると発表。公式サイトにて参加登録の受付を開始した。


Project xCloudは、マイクロソフトが提供するクラウドゲーミングサービスだ。Androidスマートフォン・タブレットを使ってXbox向けゲームをプレイ可能。クラウドからのストリーミングとなるため、ゲームをインストールする必要なく、通信環境さえ整っていれば高品質なゲームをいつでもどこでも楽しめる。

月額1100円(初月100円)でXbox/PCゲームが遊び放題になるサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass Ultimate」の特典として提供されるサービスであるため、対応ゲームもそのラインナップから選ばれたものが提供。海外の一部地域ではすでに正式にサービスインしており、米国では現在195タイトルが配信中。先日のXbox Series X|Sのローンチに合わせて発売した『Gears Tactics』などのファーストパーティタイトルから、サードパーティのAAAゲームやインディーゲームが多数ラインアップ。また、EAのサブスクリプションサービス「EA Play」と統合されたこともあり、EAタイトルも楽しめる。

日本では、2021年上半期にサービス開始すると東京ゲームショウ2020 オンラインにて発表されていたが、それに先立ってプレビュープログラムを実施して検証をおこなうこととなった。


プレビュープログラムは、Android向け専用アプリ「Xbox Game Streaming(Preview)」を通じて参加する。『バイオハザード 7 レジデント イービル』や『デビル メイ クライ 5』『Yakuza 0(龍が如く0 誓いの場所)』といった日本の人気タイトルや、『Halo: The Master Chief Collection』『Ori』『Minecraft Dungeons』などのマイクロソフトタイトルがテスト用にラインナップされ、さらに順次追加していくとのこと。ゲームは、Bluetooth対応のXboxワイヤレスコントローラーを使ってプレイできる。

なお、専用アプリのストアページによるとプレビュープログラムは招待制となっており、登録したからといって参加が保証されるわけではないとのこと。ただ、招待が届くまでに数か月かかる場合があるとしているため、順次参加者を追加していくことになるのだろう。サービスの利用にはXboxコンソールやゲーミングPCを所有している必要はなく、またプレビュープログラムの間はXbox Game Pass Ultimateへの加入も必要ない(Microsoftアカウントは必要)。興味のある方は公式サイトにて参加登録しておこう。