『鉄拳7』シーズンパス4が11月10日配信へ、「州光」が参戦。ロールバック/ネットコード大改修を含むシーズン4アプデは11月9日配信
バンダイナムコエンターテインメントは11月8日、PlayStation 4/Xbox One/PC向けに販売中の対戦格闘ゲーム『鉄拳7』のシーズン4に向けた無料アップデートを、本日11月9日に配信すると発表した。また、シーズンパス4およびDLCの「州光」「VERMILION GATES」は11月10日に配信される。
『鉄拳7』のシーズン4では、DLC第16弾としてプレイアブルキャラクター「州光」を配信。卍忍術を扱う日本出身の女性キャラクターだ。シリーズ1作目から登場している人気キャラクターでもあるが、本作にはその娘が二代目州光として登場する。小太刀と脇差を持ち、素早い動きと攻撃で相手を翻弄するバトルスタイルだという。
固有コスチュームには、先代風のレギュラースタイルやネオ隠密セット、天狗セットが用意される。また、州光のステージである「VERMILION GATES」は、DLC第17弾として配信。和をイメージした環境となっている。なお、州光のフロアブレイクを利用したコンボが、特定のステージで通常よりもダメージが若干高くなる現象が発生しており、これは後日修正するとのこと。
シーズンパス4では、これらのコンテンツを入手できるほか、今年40周年を迎えた『パックマン』のコンテンツが購入特典としてついてくる。内容としては、鉄拳とのコラボデザインのTシャツや、パックマン・ゴーストが浮かぶふわふわセット、パックマンデザインのプレイヤーカスタマイズセットとなっている。また、2021年春には次なる追加キャラクターおよびステージが配信されるとのこと。
無料アップデートでは、まず全キャラクターに新技を追加し、大規模バランス調整も実施。キャラクターの特性を活かした新しい遊びができるような内容になるという。また、本作は家庭用機版の発売から3年が経っており、大会などでは使用キャラクターが固定している状況もあるため、いろいろなキャラクターが活躍できるようにも調整しているとのこと。そのほか、壁コンボでの壁の補正などもおこなっており、体力が一気に減らされるシチュエーションが減るそうだ。
全キャラクターの新技追加・調整に合わせて、段位リセットを実施。とはいえ全員いちからやり直しになるわけではなく、プレイヤーごとに決まったポイントに合わせて一定段位下がることになるそうだ。またこれに伴い、新たな最終到達段位として「鉄拳神・滅」が追加される。
「鉄拳力」と呼ばれる新システムも追加。プレイヤーの総合的な強さ・上手さが数値化されるシステムとなっており、主に最高段位や全キャラクターの段位合計、プレイスタッツ、試合数によって算出。鉄拳力が上昇するとプレイヤー名の色も変化する。
*鉄拳シリーズ総合プロデューサー原田勝弘氏と、本作のプロデューサーMichael Murray氏によるシーズン4解説。
オンライン対戦環境の改善も、今回の無料アップデートによって実施される。『鉄拳7』では、当初からロールバックシステムを導入しているが、そのロールバック/ネットコードを改善させるという。これまでは、3D格闘ゲームという特性やゲームの処理にかかっている負荷からロールバックするフレーム数を大きくとることが難しかったそうだが、今回大改修をおこなったとしている。
このほか、プレイヤーのネットワーク環境が有線接続なのかWi-Fi接続なのかを表示する機能も実装。またUIもリニューアルし、メインメニューや体力ゲージが刷新されているとのことだ。
『鉄拳7』は、PS4/Xbox One/PC(Steam)向けに販売中。シーズン4アップデートは本日11月9日に配信され、明日11月10日にはシーズンパス4およびDLC「州光」「VERMILION GATES」が配信開始される。