パブリッシャーのH2 INTERACTIVEは11月5日、アドベンチャーゲーム『Röki(ロキ)』のNintendo Switch版を国内で配信開始した。価格は2200円。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『Röki』は、インディースタジオのPolygon Treehouseが手がけた、北欧の伝承文化をテーマにしたアドベンチャーゲームだ。主人公は、雪深い山奥で父親と弟と一緒に暮らしている女の子トーブ。ある夜、彼女らの家が巨大なモンスターに襲われる。それは、亡くなった母親がよく話してくれた、おとぎ話に出てくる怪物だった。トーブは、窮地に陥った父親のため麓の町に助けを呼びに行こうとするが、その際に弟のラースがモンスターに捕らわれてしまう。そして、謎のポータルを通じて後を追ったトーブは、不思議な世界へと足を踏み入れることとなる。
本作にてプレイヤーはトーブを操作し、弟を助けることを目指して、長きにわたり忘れ去られ隠されてきた、スカンジナビアの伝説上の世界を冒険する。簡単な操作性と、暴力表現のないゲームプレイを特徴としており、雪山や森、遺跡のような場所などを探索。それぞれのエリアには調べられる場所が多数用意されており、情報を得たり、アイテムを入手したりすることが可能。本作では、入手したアイテムとともに、頭を使ったゲームプレイが求められ、先に進むためにパズル要素に挑戦することもある。
また探索をおこなう中では、トロールやユール・キャットなど不思議な古代の怪物と出会うことも。怪物は、友好的なものもいればそうでないものもおり、何か困っている様子の怪物がいれば、手助けすることで冒険のヒントをくれることもある。そうして出会った怪物などの情報は、トーブの手帳に細かく記され、より詳しく知ることが可能。そうして不思議な世界を探索し、怪物たちと会話を重ね、弟が連れ去られた場所へと繋がる扉を開くために冒険を進めるのだ。
『Röki(ロキ)』は、Nintendo SwitchおよびPC/Mac(Steam)向けに配信中だ。Nintendo Switch版は2200円、Steam版は2570円となっている。