古代南米の都市建設シム『El Dorado: The Golden City Builder』発表。神々の御心のもと、黄金と血による栄華を築きあげよう


Gameparic/PlayWay S.A.は11月3日、都市建設シミュレーション『El Dorado: The Golden City Builder』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、リリース予定日は今のところ明かされていない。
 

 
『El Dorado: The Golden City Builder』は、コロンブス到達以前のラテンアメリカを舞台とした都市建設シミュレーションゲームだ。古代南米を舞台に街を拡大し、黄金の都市を築き上げよう。通路網を形成することで建物同士を相互につなぎ、礼拝所や資源抽出所などの施設を増やしていくのだ。いかに経済効率が最大になるように都市計画を構築するかが鍵となる。

古代都市を運営していくうえでは、単なる建設管理だけでは成り立たない。民草の反乱や疫病などの社会的不安、変わり続ける政治的環境、そして軍事的脅威などが統治者を悩ませる問題として立ちはだかる。敵対的な都市や部族から自身のコミュニティを守るため、関所を要塞化したり、近隣に偵察のパトロール部隊を送りこんだりすることも重要なマネジメント要素だ。兵士を育成し、防衛システムを堅牢にしておくことも重要な仕事となる。

兵舎を拡張するほど優秀な戦士を育てることが可能。軍隊を未開の土地に送り込むことで、自国では手に入らない資源が手に入ることもある。黄金など、南米ならではの貴重な資源を獲得することで交易を有利に進めよう。ほかの都市との交易は、都市拡張の素材を手に入れるための重要な手段だ。都市を囲む地理的条件も課題に対処するための大きな要素になるという。コミュニティの需要や交易・政治的パートナーとの関係がつねにプレイヤーの選択に干渉してくる。国境を越え、ほかの都市や集落と広く外交ネットワークを構築することが重要だ。
 

 
内政や外交のほか、本作でもっとも特徴的な要素がもうひとつある。それは神々の存在だ。プレイヤーが自由に都市を拡張できるのは、すべて神々の恩寵によるもの。さらに信仰の力によって、国境を拡大し、軍事的・政治的により大きな力を獲得することもできる。ゲームを進めるうえでさまざまなパワーを与えてくれる神々だが、くれぐれもその怒りを買わないように注意しなくてはならない。

神の意思をとりなすためには、動物をいけにえとして差し出し、より大きく美しい寺院を造り、祭りや儀式を執り行う必要がある。民衆が日々の奉仕を絶えずおこない、神々の機嫌を損ねないように注意しよう。もし神を蔑ろにするようなことがあれば、その怒りは大いなる災厄として集落に降りかかる。都市を運営するために、信仰を守ることは本作における最重要事項となるのだ。もっとも大きな寺院を建造すれば、人身御供をおこなうことも可能。ときには街を血と黄金で染め上げ、神々に献上しなくてはならないときもやってくるだろう。
 

 
『El Dorado: The Golden City Builder』はPC(Steam)向けにリリース予定。開発を手がけるのは、ポーランドのスタジオGameparic。配信開始予定日は今のところ未定となっている。