Epic Gamesストアにて、PC版『Blair Witch』『Ghostbusters: The Video Game Remastered』の無料配布が開始した。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は11月6日午前1時まで。ハロウィンシーズンということで、先週配布された『Layers of Fear 2』『Costume Quest 2』に続き、ホラーづくしとなっている。
*2019年7月に公開されたゲームプレイトレイラー
『Blair Witch』は『Layers of Fear』『>observer_』などで知られるBloober Teamが開発した一人称視点のホラーゲーム。映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」フランチャイズのゲーム化プロジェクトであり、原作同様、メリーランド州バーキッツビルのブラック・ヒルズの森が舞台となっている。魔女や怪奇現象、ファウンド・フッテージといった原作の要素と、自らの過去に苦しみ狂気に蝕まれていく主人公という、Bloober Teamらしいサイコロジカルホラーを組み合わせた作品だ。そして忠犬と一緒に行動するという点も本作のハイライトとなっている。日本語にも対応。
1996年、元警官のエリスは忠犬バレットとともに、消息を絶った少年の行方を追ってブラック・ヒルズの森に向かう。バレットは鋭い嗅覚により手がかりとなりそうな物品を探し出してくれるほか、危険を察知すると吠えて知らせてくれる、捜査に欠かせないパートナーだ。また撫でたり、おやつをあげたり、ときには叱ったりと、さまざまな方法でバレットと触れ合える。こうして最初のうちは、忠犬とともに穏やかな時間を過ごせるものの、徐々に森の様子が変化。エリス自身が過去に負った心の傷も作用し、怪奇現象の渦に飲み込まれていく。
道中では何者かが残していったビデオカメラを入手し、ビデオテープを再生することで過去に起きた出来事の一片を知る。またビデオカメラは不思議な力を宿している。たとえばエリスの前に開かずの扉があったとする。その扉が映っているテープを発見し、映像内で扉が開かれるところで静止すると、エリスの前にある扉も開くといった具合だ。またエリスに危害を加えてくる謎の敵と遭遇することも。得体の知れない恐怖に立ち向かいながら、真相へと近づいていくのだ。エリスの行動、バレットとの触れ合い方によってエンディングは変化する。
今回配布されるPC版にはボーナスコンテンツの「Good Boy Pack」がついてくる。忠犬バレットの毛色・目の色・首輪のカスタマイズオプションや、バレットの新しい反応・新しいおやつによって、さらに愛情を注ぐことができる。バレットのアニメーションも改良。さらに携帯電話(ゲーム内のアイテム)用の新しいミニゲーム「Super Rex」や2種類の壁紙もセットになっている。なお開発元Bloober Teamは12月10日に最新作『The Medium』をリリースする予定である。
『Ghostbusters: The Video Game Remastered』は、2009年に発売された三人称視点のアクションアドベンチャーゲーム『Ghostbusters: The Video Game』をリマスターした作品。Saber Interactiveが開発を担当し、2019年10月に発売された。主人公はゴーストバスターズに加入した新米として、オバケと戦いニューヨークを救う。原作映画の俳優陣であるビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、アーニー・ハドソンの姿を再現し、本人の声を当てたファン必見作として、原作脚本家陣によるオリジナルストーリーが展開する。オバケ退治はもちろんのこと、ユーモラスな掛け合いも大きな見どころ。ストアページには記載されていないが日本語にも対応。
PC版『Blair Witch』『Ghostbusters: The Video Game Remastered』の無料配布は11月6日午前1時まで。次週11月6日からの無料配布対象タイトルは、『Wargame: Red Dragon』『Dungeons 3』の予定だ。なおEpic Gamesストアでは現在ハロウィンセールを開催中(関連記事)。Steamでもハロウィンセールが開幕しているので(関連記事)、ホラーゲームが遊び足りない方はそれらも確認しておこう。
【UPDATE 2020/11/04 9:50】
11月6日からの無料配布対象タイトルが『Wargame: Red Dragon』から『Dungeons 3』に変更となったため、記事本文を更新。